そんな気ままな時間があった
「いつも自分は、一番でいたい」この気持ちって、恋愛していれば当たり前の気持ち
だけど、これって、彼にとっては、とても迷惑で面倒な感情にもなってしまう。
「仕事のスケジュール調整して、高速とばして、逢いにきてるのに、なんで?どうしてもっと大事にしてくれへんの?」
彼にしてみれば、無理に調整せんでも、「たいへんやったら、また違う日に 逢えばええやないか?」
至ってシンプルな感情だ。女って、それにまた腹がたつ。ほんとうに、どうしたもんだ(笑)
「ほかの彼女とデートしてるん?」嫉妬炸裂、自分の感情を、バズーカうつがごとく、彼にぶつける。
「うるさくて、めんどくさい女」なんて、ええわけないもんね(笑)
そんな状況が続いていた去年の秋。お風呂にお湯を入れようと、浴室に入った。
その時、目に入ってきたものは、おおきな字で名前が書いてあるシャンプーとトリートメントのボトルだった
もちろん、ぜんぜん知らない女子の名前・・・・今は、笑える。
心が張り裂けて、彼がテレビを観ているリビングに泣きながら飛び込んだ。
しゃくりあげて、声にならなかった。
友達は「ゆうって、名前書いたシャンプーとトリートメントちゃんと置いてきたか?」・・・・・・ええ友達です(笑)
・・・・・・そんなん、置いてこれるわけないやんね。・・・・・・
その時、彼に送ったメール・・・・
「『楽しかった。ありがとう。また今度ね。』それが、大人のルールやと思う。
だから、あのシャンプーこっそり隠しておいて欲しかった。あたしもロボットちがうから、あんなん見たらへこむわ」
「なかなか、40過ぎて、そんな気持ちになれることって、ないで~。うらやましいわぁ
ほんで、ゆうちゃんから別れることできへんのも、あかんな。」と、同じ職場のケアマネに
よく言われるけど。「うち、だんなとチュウ、いつしたやろ?しばらくしてないなぁ~」って大笑いしてた・・・・・・
ケアマネ夫婦は、仲良しなんやなって、この話しながら感じたな。
彼も一人の人間として「どうなん?それって」という人だが(笑)
その人を好きなわたしなら、自分が傷つかないように「好き」でいるしかないもんね(笑)
わたしから彼に電話することは、まったくなくなった
2年間 毎日、1時間ちかくしゃべっていたのに(笑)・・・・きっと、彼は「電話してあげないと」って思っていたんやね
お互いの仕事が忙しいこともあって、今年に入ってからは、10日に1回くらい、彼から電話がある。
「今、阪神、応援しててん(笑)」・・・みたいな、ほんとに「なんとなく電話したくなった」からってわかる電話なのだ。
いつだったか忘れたけど、彼とテレビを観てるとき、この「ナノ・ファルコン」という 小さなラジコンヘリ
の紹介がされていて・・・・彼がとても興味しめしていたことを 思いだした。
トイザラスをのぞくと、たくさん売ってあって「すごい人気なんや」と、おどろいた。
先日、そのラジコンヘリを、彼宅に送った。
トイザラスを歩きまわりながら、「やっぱり、好きやねんなぁ」って、あほな自分に笑えた。
それから・・・・・・毎日、ファルコンが彼の部屋を飛び回る動画、ラインで送られてくる(笑)
・・・・・・・2人とも、あほやね・・・・・