「乳歯が抜けません。後ろから永久歯が生えてきました」
と、来院されるお子さんの乳歯のほとんどは、あと少しで自然に抜けるものです。
お子さん本人は抜きたくないが、母親が心配して受診というケースが多いです。
「先生が、抜いてもいいけど、ほっとけば、あと数日で自然に抜けるよ。」
とお子さんとお母様に話すと
「じゃぁ、そうする!」
「1か月しても抜けなかったら来てね。その時は抜くからね」
そうすると、1か月後には、子供ながら納得して覚悟の上受診し、抜歯となります。
しかし、歯並びの問題等より、すぐに乳歯の抜歯をしないといけないケースもあります。
乳歯の抜歯をする予定だった10歳の女の子Aちゃん。
頭では分かっていても怖くて、麻酔をしようとすると口を手で隠してしまいます。
その日は1時間位、話し合った結果延期になりました。
そして1週間後。
またもや、麻酔を怖がり、治療させてくれません。
押さえつけて・・という方法もありますが、
私は子供が納得しないと治療しないタイプ(健康に関わる重篤な症状の際は別ですが)
麻酔の注射をする前に、歯茎にしびれ薬を塗って注射の針を刺しても痛くないこと
歯はすぐ抜けること
ママが手をずっと握っていてくれること
を再度説明したら
「がんばる!」
と、ついに返事をもらいました。
片手をママ、片手を当院スタッフに握ってもらい
無事麻酔が終了し、あっという間に抜歯が済みました。
終了したとき、
お子さんの成長した姿を見て、お母様は涙汲んでいらっしゃいました。
私も少々目頭が熱くなりました。
よくがんばったね。
そして、お母様から
「今日は、この子にとって大きな壁を乗り越えられた貴重な日になりました。
サポートして下さった、先生、スタッフの皆さんありがとうございました」
と言って頂きました。
たかが、乳歯の抜歯・・
されど、お子さんにとっては大問題なんです。
こんな小さなドラマが日々起こり、子供の成長に私たち大人は大いに励まされ元気になります。
その後のAちゃんは、笑顔で矯正治療に通院してくれています。
この夏で背も伸びて、大人っぽくなりました。
お子さんの治療は、心から楽しいですし感動することが多いです。
と、来院されるお子さんの乳歯のほとんどは、あと少しで自然に抜けるものです。
お子さん本人は抜きたくないが、母親が心配して受診というケースが多いです。
「先生が、抜いてもいいけど、ほっとけば、あと数日で自然に抜けるよ。」
とお子さんとお母様に話すと
「じゃぁ、そうする!」
「1か月しても抜けなかったら来てね。その時は抜くからね」
そうすると、1か月後には、子供ながら納得して覚悟の上受診し、抜歯となります。
しかし、歯並びの問題等より、すぐに乳歯の抜歯をしないといけないケースもあります。
乳歯の抜歯をする予定だった10歳の女の子Aちゃん。
頭では分かっていても怖くて、麻酔をしようとすると口を手で隠してしまいます。
その日は1時間位、話し合った結果延期になりました。
そして1週間後。
またもや、麻酔を怖がり、治療させてくれません。
押さえつけて・・という方法もありますが、
私は子供が納得しないと治療しないタイプ(健康に関わる重篤な症状の際は別ですが)
麻酔の注射をする前に、歯茎にしびれ薬を塗って注射の針を刺しても痛くないこと
歯はすぐ抜けること
ママが手をずっと握っていてくれること
を再度説明したら
「がんばる!」
と、ついに返事をもらいました。
片手をママ、片手を当院スタッフに握ってもらい
無事麻酔が終了し、あっという間に抜歯が済みました。
終了したとき、
お子さんの成長した姿を見て、お母様は涙汲んでいらっしゃいました。
私も少々目頭が熱くなりました。
よくがんばったね。
そして、お母様から
「今日は、この子にとって大きな壁を乗り越えられた貴重な日になりました。
サポートして下さった、先生、スタッフの皆さんありがとうございました」
と言って頂きました。
たかが、乳歯の抜歯・・
されど、お子さんにとっては大問題なんです。
こんな小さなドラマが日々起こり、子供の成長に私たち大人は大いに励まされ元気になります。
その後のAちゃんは、笑顔で矯正治療に通院してくれています。
この夏で背も伸びて、大人っぽくなりました。
お子さんの治療は、心から楽しいですし感動することが多いです。