顎関節症について

昨日の日曜日は、東京医科歯科大学で顎関節症のセミナーを

一日みっちりうけてきました。

近年、環境の変化もあり顎関節の痛みや口が開けずらい等の

訴えが増加しています。

ストレスなどの心理的要因でも顎関節症になる事も多く、

診断が難しいです。（顎に炎症があるのか、心理的なものが原因なのか）

また治療方法も多様化しています。最近ではかみ合わせの調整よりは

運動療法やマウスピースなど歯を削らない治療法が第一選択と

されています。削ったら歯は元に戻せませんからね。

私自身も大口を開けると顎がなります。

多少は顎がなる方が多いですが、それに痛みを伴ったり、

口が開かない・・などあったら問題あります。

そんな症状があったら早めに受診してくださいね

斉藤さんのアクセサリー

昨日のお昼休み、友人で患者様の斉藤里香さんの

アクセサリー販売会が院内で行われました。

斉藤さんのアクセサリーはビーズのものです。

流行をおさえつつも、幅広い年齢層の方にも

似合う素敵なアクセサリーで、私やスタッフは

大ファンです。ユニクロのなんでもないシンプルな

セーターもアクセサリーをすると、なんだか素敵に

なってしまいます。今日は、女性の患者様もいたので

お誘いして一緒に吟味。

みんな楽しくお買い物しました。

また初夏のあたりに、販売会をしますのでご興味の

ある方はぜひお声掛けして下さい！

斉藤理香さんのＨＰ
　　
　　　http://www.rikaboo.no-blog.jp/

知覚過敏にご用心

毎日寒いですね。寒くなると多くの訴えがあるのが

「知覚過敏」です。歯磨きをしたり、冷たいものを

飲んだ瞬間に「しみる～」ものです。この知覚過敏、

原因はいろいろあります。単純に虫歯によるもの、

また歯周病によるもの、咬み合せの不和が原因のもの

など。何が原因かを突き止め、それぞれの対処法を

取ります。

特に冬場は、外気温と口の中の体温の差が激しいとめに、

症状がでやすいようです。

知覚過敏用の歯磨き剤もよく見られますが、硝酸カリウム

や乳酸アルミニウムが入ったものが良いでしょう。

お子様フッ素無料になりました。

ゆりの木歯科医院は、小児の患者様が多く来院されます。

８か月位の赤ちゃんのはえたばかりの歯の健診に

いらっしゃる意識の高いママも多く感心しています。

今までは、半年に一度のフッ素塗布は有料（５２５円）

でしたが、予防に重要視をおくために無料にしました。

乳歯は虫歯になりやすいです。定期健診をしっかり受け

お子様に虫歯のない人生をプレゼントしてあげて下さい！

一緒にがんばりましょう

なお、健診時には保険証、医療証、歯ブラシを忘れずに

お持ち下さい。

おすすめグッズ④

ペリオバスタージェル。

歯磨き剤で液体とゲル状のものの２種類あります。

成分は、ヒノキ、アロエ、ヨモギ、にんじん、海草

などの天然植物エキスを使用しています。

歯周病菌の除菌に非常に有効です。

朝の粘つきがなくなった、歯茎からの出血がなくなった

と、嬉しいお声をたくさん頂いています。

ゆりの木歯科医院では顕微鏡検査で、カンジタ菌が

多く認められた患者様には勧めています。その後

顕微鏡検査をすると、カンジタ菌が減少している事が

多いです。

おすすめ音楽③

東儀　秀樹
「I am with you 」

「TOGISM 2001」


「ふるさと」など、なつかしい音楽が優しい奏でになり

聴いていてとてもリラックスします。

手袋も使い捨てです。

先日患者様から、「治療に使用している手袋は患者ごとに

変えていますか？」というご質問をうけました。私は即座に

「もちろんです、手袋のみならずコップやエプロンも

患者様ごとに使い捨てます。また必要な器具は滅菌殺菌

していますのでご安心下さい。」

とお答えしました。最近メール等でもこのようなご質問をよく

受けます。現在通院している歯科がどうも手袋を変えていない、

手洗いはしているようだが、洗った手を同じタオルでふいている。

そういった心配を持つ患者様が増えているようです。

確かに手袋の使い回しは、感染の問題からも危険です。

口の中には様々な細菌やウィルスがいるのですから・・。

ゆりの木歯科医院では、清潔・滅菌にはとくに注意し機械や

器具の投資をしています。それは大切な患者様の安心・安全を

守るという医療従事者として当然の義務だと思っています。

ですから安心して治療を受けて下さいね

今年の目標

昨日の院内ミーティングでは、スタッフそれぞれの

今年度上半期の目標を発表しました。

目標を明確にすれば、それに向けてがんばろうという

気持ちになります。またそれを紙に書き、皆が見える

場所に貼れば自然と周囲からもチェックが入ります。

目標は具体的な数字を出すようにしました。

例えば「読書をたくさんする」ではなく「月に３冊以上読む」

といった具合に。そうすることにより分かりやすくなり、

行動しやすくなります。

スタッフの目標は、患者様のため、自分の向上のため、とても

意識の高いもので感心しました。

これらが達成できた時にはゆりの木歯科医院はさらに進化

すると思います。どうぞご期待下さい。

フィンランドから学ぶこと

今週の「週刊東洋経済」は北欧の成長が特集ですね。

この雑誌は、ひとつのことをテーマに丁寧な取材で書かれて

いるのでよく読みます。現在の日本が抱えている、医療、年金

介護保険などの様々な問題の背景にあるのは、社会の活力低下。

つまり少子高齢化と格差社会の出現です。経済成長を望んだ上に

出来てしまったこの問題。成長と平等を成立させることは不可能か？

という問いかけに、北欧での取り組みが取り上げられています。

ところでフィンランドでは、虫歯はもう過去のものとなっています。

それは妊娠中の母親から、虫歯についての啓蒙活動がされているからです。

さらに幼稚園、学校と子供達への教育、キシリトールガムの配布・・

により、虫歯になる数はわずかになります。これは医療費の削減にも

つながりますし、健康な歯が残るというすばらしい御利益があります。

日本の医療費は「疾病型」で痛くならないと保険の適応ができません。

今後は「予防型」も組み込むべきです。予防先進国フィンランドに

学ぶことはとても多いです。ゆりの木歯科医院でも患者様に新しい予防

知識をどんどん導入し、健康な状態が維持できる予防型を目指しますね！

妊娠中の歯科治療は？②

さて、昨日の続きですが・・・。

妊娠中の歯科治療で患者様が気になさるのは、

レントゲンと薬です。歯科のレントゲンは被爆量は

極小です。また鉛のエプロンをするので、胎児の被爆量は

問題になりません。しかし、理論では分かっていても

気持ちの上で妊娠中のレントゲンは避けたいな～、と

思うのが女心ですよね。どうしても必要な場合は撮影させて

頂きますが、急を要さないもの、産後の治療でも可能な

場合は応急処置という形をとらせて頂いています。

また薬は、ほとんどの薬は母体から胎児移行性があります。

しかし産科で出されているような胎児への影響が少ないと言われて

いるものを慎重に投薬します。もちろん、必要ない時は

投薬しません。妊娠中はささいな事が気になる時期。

思っていることをなんでも相談してくださいね。

私自身、妊娠中悪阻で歯ブラシが出来ずに歯茎が腫れて

困ったことがありました。