恋人と喧嘩別れをし
衝動的に彼の記憶を消してしまったクレメンタイン。
それを知りショックを受けたジョエルもまた
記憶の消去を願いでるが・・・。
脳内で時間軸を行き来し、
つながっていく感じがもの凄く気持ちよくて
もの凄くロマンチックだった。
記憶を消してもなお、魅かれ合う2人。
また同じコトを繰り返すかもしれない。
でも、
お互いを分かり合い深めていくには
何度も同じすれ違いを繰り返しては、
歩み寄って行く事が大切だと思う。
実は、同じことの様で
また一歩近づいているはず。
忘れる事は前進への道。
と、言う場合もあるかもしれないけれど、
記憶もまた前進への道標だ。
過去の記憶があれば生きていける
と、言ったのはロマンチック部部長の関根勤だ。
そして、自分も部員である。
『イッツ、ファンタスティック!』
胸の前で手を組んだ映画だった。
また記憶に刻まれた一作。
【恋愛睡眠のすすめ】がますます楽しみだ。