乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

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【夜市】 恒川光太郎

2009-12-23 | 





 妖怪たちが様々な品物を売る不思議な「夜市」。
 ここでは望むものが何でも手に入る。


背表紙のあらすじのこの2行で既に夢見心地になり購入。
前回の【秋の牢獄】も素晴らしかったし。

「夜市」「風の古道」共に一気に吸い込まれる様に読了。
異界の様々な異形なモノ達もその世界も
脳裏に浮かぶ光景は、美しく魅惑的。
違う時間と独特な空気が流れる世界に
ふと足を踏み入れたくなる気持ちになる。

子供の頃は、いつだってそうだった様に思う。
怖い家を見つけては、探検をしていたものだ。
数年前、友達とカメラ片手に廃墟巡りをした事がある。
それも同じ様な心理。
子供の頃よりも、そこに流れていたものを感じる想像力も高まり
その分とても怖かったし、哀しかった。

二つの小説もまた、不思議で魅惑的な世界を観ながら
なんとも淡く深く哀しみが胸にひろがるお話だった。

面白かったー!


*もれなく【ハッケンくん】バッチが付いてきました♪




おがたQ、という女

2009-12-14 | 




【おがたQ、という女】藤谷 治


おがたQがどんな女なのか知りたくて読んでみました。
小気味良い文体で綴られ、彼女の人生そのものの様に
スピード感満載で生き急ぐ感じがとても出ており、
大変面白く読み終えました。

おがたQでさえ、一人では成長をすることなど出来ないのだな
と、思いました。





【のだめカンタービレ】23巻 

完結か。サミシイな。

今朝、千秋先輩がTVに出てた。
玉木宏の時は『痩せすぎだな・・』と、心配になる程度ながら
千秋先輩の時には『しぇんぱーい』と、なるものだ。
ピッタリだったと言うわけなのだな。
映画でのオケのシーンが楽しみデス。

オカリナだったら可愛いのに。

2009-12-07 | 
女子の割にと、驚かれるのかも知れませんが
人生お初の31アイスを食べる事になったのですが、
マジで閉店2分前との事で、まだご縁がなかった様でした。

体が冷えるので、夏になったら再挑戦しようと思います。

野菜のバイキングのお店にいったのですが、
若い男子の二人連れが何組も居りました。
さすが草食世代・・と、思いましたが、
唐揚げを選んでいたので安心しました。





お家にあった羽根と、
先日お買い物したHARU HAREさんのパーツを合わせて
髪飾りを作ってみました。
巷にこういう感じの見かけますね。
でも、このパーツのお陰で、もっと素敵に♪





【フイッシュストーリー】伊坂幸太郎

久しぶりの幸太郎。
短編【動物園のエンジン】が好きでした。

『人間の悪い部分は動物と異なるところ全部だ』
と、言う台詞が気に入りました。
これが気に入る人とは、深い話をしても大丈夫な気がします。

【サクリファイス】は、勝手にもっと怖い結末を想像してしまい
呆気なく感じてしまいました。ごめんなさい、幸太郎さん。

洞窟・生贄・・横溝正史の【真珠郎】を
連想してしまったのでしょう。



恐ろしい画像を見つけてしまいました。ヒーっ!
悪魔が来るだけでも怖いのに笛を吹くだなんて!
でも、どうして悪魔は耳が尖っているのかな。
以前にも疑問に思い、解決した気がしていたのに
忘れてしまいました。

久しぶりに金田一シリーズが観たくなりました。



2009-11-03 | 

【光】三浦しをん

しをんちゃんのダークサイドな作品。

寝る前に読むと嫌な夢にうなされたりした。
非常に暗く重く、人間の闇の部分が連なる話。
いつか射す光を期待して読み進めたが、
一向に見えぬままラストの頁へ。
そういう作品。

生きるって綺麗な事ばかりじゃない。

この人物達は、稀な環境や出来事によって狂った様にも見えるけど、
閉ざされた【島】は、【家庭】であり【学校】であり
【職場】であり、単にの中での人間同士の関係に違いない。

そういう部分が自らにもあること、
もしかしたら身近にあるかも知れないことを
自覚する事が己を知る事に繋がるのではないだろうか。

それにしても作家とは、と言うか
つくりだすと言う作業は、
身を削る作業だなとつくづく思う。





LUN.7 40分

胃の中が消化せず、スープカレー(自家製)が上下して
気持ち悪くなり復路は、歩いてしまった。
ちゃんと定時に食べないとこうなるみたいだ。



music

【音楽のススメ】 ハルカリ

このジャケット可愛いよね。

最近読んだ本。

2009-10-20 | 



【人生を救え!】町田康・いしいしんじ


何となく人生相談の本が好きでつい買ってしまいます。
どんな風な回答をするのかに興味が湧いて。
町田さんの回答は、とても誠実で面白かったです。

悩みが解決した途端、更なる悩みが発生する可能性を
示してくれたりします。
悩んでいる当事者には、別角度から見る余裕が無いので
有難い事だと思いますが、本当の事を言うと
傷つけること間違いないと思う場合
なかなか本当の事が言えないものです。

いつも同じ様な事で悩んでいる人が居たりしますが、
あれは、思考の癖なのでしょうね。






【真鶴】 川上弘美


代表作と言われる一冊。

過去に色々と拝読して参りましたが、
いろんな事がぎゅっとなった気がします。
ぎゅっとは上手く言えませんが。

独特な言葉を遣い表現をされますが、
今回は『にじむ』という言葉が度々出て
それは、此方側の感覚を持って想像でき、
最初は少しもどかしい気もしましたが
次第に淡い気持ちになっていきました。

人の心の中には、様々な感情の糸が波の様に揺れて
繋がったり、紡がれたり、絡まったりして
ほんの短い間でも変化をして行くものだと思いますが、

そんな目には見えない様子や
生きるモノと死んだモノの境を
濃淡や湿ったり渇いたりする質感で
みせて貰いました。



 


【雪沼とその周辺】堀江敏幸


友人から借りた本で、堀江さんお初です。

雪沼という町に住む人々のそれぞれの生活の断片を描いた連作。

とても良かったです。
一つ一つの話の人々が尊く思いました。
丁寧な文章も好きでした。

解説に

雪沼は優しい。
時代遅れで、静かで、品がいい。

と、ありました。

【時代遅れで、静かで、品がいい】

そういうの好きだなと思いました。