乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

偽眼鏡と三つ編みと夏の日と。

2009-02-28 | Weblog

  
  
 ちょっとした理由で偽眼鏡にて外出。
 
 目の周りに額縁がある感覚に慣れず、
 視界が狭まる感じが、密室的錯覚を起こし
 耳にイヤホンをしてしまったら、もう個室気分。

 
 夜、綿を詰めながら何気についてた番組
 (女受刑者特集)を見てしまい、
 現実にこの様な悲劇が・・と、どんよりしてしまった。
 向こうとこちら側の一線とは・・などと
 うっかり考えてしまいそうになったのだが、 
 何より、相変わらずの家田○子のあの後ろ髪の三つ編みには 
 どの様なモノが込められているのかが気になった。

 ああ、歌の特集がやっていた・・と、
 80年代後半辺りのモニカから拝見。
 過去のスターの方々の現在の様子も
 伝えられるのだが、あまり要らない情報も多かった。 
 トムキャットの人が、鉄工所で働きながら音楽活動中とか。
 一体、誰が、どんな!?みたいな、
 ディナーショーをしている人も多かった。

 小坂明子は、お歌の記憶しかなかったのだが、
 夢見る歌詞を歌うのがぴったりなサナギといった感じで、
 今現在の様子を唯一知りたい人だった。
 きっと、その後とても美しい蝶になったのではないだろうか。
 
 king君が合流し、我が家の茶の間の会話は
 誰にも聞かせられない代物だったと思う。

 恐らく、大学生と短大生の頃に出会っていたら
 全く接点が無かった様に思われる我々。
 king君が苦手そうな分野に居た私で
 私が苦手とする分野に居たking君。

 出会いはタイミング次第というものだ。
 
 そして、またあの何年だかの夏の日を聴く羽目に。
 普通の女と思ってたら、脱いだらヒュー・・なる歌だ。
 何年だかの冬の日っちゅう新曲をリリースしたらしいが、
 普通の女と思ってたら・・冬はどうヒューなのだか 
 ちょっとだけ気になるところだ。
 
 小学生の頃の記憶の歌が一番グッとくるものがあり
 ちょっと泣きそうになった。


 * ももたんは、おばあちゃんと夕刊を読んで勉強中。

むちのち。

2009-02-25 | Weblog

 
 
 マトリョーシカをご注文頂いてた友人にお届けへ。
 妹さんとお揃いで注文してくれて
 どことなく2人に似せて描いた
 マトリョーシカちゃん。
 
 久しぶりにお喋りできたせいか
 あれこれ話す事があって
 気が付くと4時間も経っていて、
 ヒーっとなった。
 
 本と漫画の話で更に盛り上がってしまい
 紀伊国屋のコミックコーナーで
 名作や近頃の作品をあれやこれや言いながら
 見て歩いた。

 とある理由で多方面に詳しい友達に 
 いろいろと情報を教えて貰った。
 それにしても、【あさりちゃん】がまだ続いたとは!
 88巻だって。ヒー

 私は、コツコツ集めている楳図先生の漫画を購入。

 今日は、少し久しぶりに心の内の内を
 話せる友達とのお喋りだったせいか
 ついつい色々とホントのとこ話をしてしもうた。
 
 そして、『やや!そのような考え方もあったか!』
 と、ハッとなり、己の未熟さを痛感した次第。

 本や資料からだけでなく、こうやって
 友達の声を聞く事はとても大切で
 有難い事だなと思った。

 


 * ちょっとお知らせコーナー

  mosslinkageという情報サイトで、
  お友達のCASTANETのナスたんが
  私のお人形さんを紹介してくれました。
  (Favorite Itemのコーナーデス)
  昔、CASTANETちゃんのぬいぐるみを作ってたのを
  ご存じな方はどのくらいいるのかなー。
 
 
 

転ぶのは毎週月曜日。

2009-02-24 | Weblog



 今日は、二回も転んだ。
 二回ともガっツリ転んだので
 久々の大青タンだ。
 何気に鞭打ち的な雰囲気も無きにしも非ず。
 
 先週の続きで、フランス人形を描いた。
 
 先ずは、2Bの鉛筆を使って・・と、習い始めて
 二本目がチビになったここんところ
 ふっと何かが分かった気がする。

 しばらく、周りの人が何本も使い分けているのを
 ただ見ていて、でも先ずは
 2Bなのだと思い強度をつけて描いていた。
 それが、自然に2B以外の鉛筆を色々使うようになったんだ。

 先生は、何にも言わないのは、
 こうゆう風に次第に自分で得ていく事が
 必要なのだと思った。


 大丸で開催中のHARUHAREさんの展示を観にいった。
 
 抜群のセンスと独自の様々な世界観を持つ
 若きアーティストの晴子ちゃん。
 今日は、吸い込まれそうな赤い瞳で
 (晴子ちゃんは、色んな色の瞳をお持ちで、
  とてもお似合いでカッコイイのだ)
 作品の説明をしてくれた。
 赤いサンゴのシリーズが、物凄く素敵だった!

 是非とも世界に羽ばたいて欲しい。

 2月18日(水)~24日(火)
 10:00~20:00
 大丸百貨店 札幌店 7階「暮らしの彩り」コーナー


 
 * ちょっとお喋りコーナー
  
  今日は、手芸綿を1kgどどんと買いました。
  これでしばらく、綿の心配をしなくても大丈夫。幸せ。
  漫画を返しにゲオに寄ると、MONSTERもPLUTOも
  20世紀少年も全巻ありましたが、
  読みふけるわけにも行かず、ぐっと堪えました。
  
  で、も。アマゾンで素敵な少女マンガを二冊購入。
  初恋の相手を10年間好きだった少女の前に
  不良の男の子が現れるお話。うふ。楽しみ♪
 

春のお嬢さん

2009-02-22 | Weblog


 
 
 来月末までに30体完成を目標に
 日々コツコツと作業中。

 
 東京での展示会では、
 一体売れるかどうかも分からないけれど、
 初めてご覧になられる方には、
 特にうさぎのお嬢さんは
 ずらりと並ぶと魅力を感じて貰えるように思うので。

 20体は、お嬢さん。
 10体は、いろいろなお人形。

 漠然としたイメージは
 何処か遠い国のいつの時代かの春。
 
 私の頭の中には、いつも
 何処でもないいつでもない
 人間でもない世界がある様に思う。
 
 

 
 * ヴィンテージのボタン。
   貝を細かく砕いたものが埋め込まれていて 
   キラキラしてとてもキレイ。

 
 
 
 

悪天候の楽しみ。

2009-02-22 | マンガ


 金


 夜、king師匠と炭やで待ち合わせ。
 サクサクしたホルモンは私ので
 ニョロニョロしたホルモンはking師匠の。

 狸小路に手相占いの人が4人もいた。
 いつも多くて2人位だった様な・・。
 ああ・・寒くて見るのもつらい。
 
 あの方達の手相はどうなっているのだろうか。


 土

 週末、大荒れのお天気と言っていたので
 外に出なくても良い様に
 食料を多めに買いこんでおいた。

 お昼に山菜そばを食べた後、
 真白な窓の外を見ていたら
 猛烈に漫画が読みたくなった。
 
 結局、厚着をして外に出る羽目になったのだが
 出てみるとそうでもなかった。
 漫画のレンタル屋へ行くと
 やはり店内は閑散としておった。 
 賢い人は皆、昨日のうちに借りておるのだろう。
 
 お陰で、一挙再読するつもりだったMONSTERも
 PLUTOも途中の巻だけ抜けてたり、ガッカリだった。
 閑散としているものだから、うろうろぶりが目立ってしまう。
 漫画コーナーで、私とヤンキー2人が
 うろうろしまくりで、何度もカチ合い
 ヤンキーは友好の目(あんたも漫画好見つからねーの?)
 を向けてくるも、私は反らしていた。
 
 ふと、郷田マモラの新作を見つけた。
 【サマヨイザクラ 裁判制度の光と闇】
 これは郷田先生が描かずしてのテーマ。

 まだ一巻なのだが、沢山の登場人物が出てくる。
 その一人ひとりが、我々の誰か彼かに当てはまる
 フツウの人々だ。
 考える人もいれば、考えない人もいる。
 ニュースやワイドショーの報道の一部分だけで
 決めつけてしまう様な人もいる。(大半?)
 
 多数の悪が個人の悪を生み出した結果起こった
 大罪をどう捉えていくか・・
 とても興味深い内容だった。
 二巻がとても楽しみだ。

 ジュンク堂で買っておいた
 本【さがしもの】角田光代を読んだ。
 
 本にまつわる短編集。
 
 ふと手にする古本の向こうに見える
 この本を読んだ人を思い浮かべる話がある。
 
 たまに古本屋で、タイトルをだーっと眺めていたら
 『あー。この人はこの本で何かを得ようと思ったのだな。
  売ったのは、無駄だったのか、得たから必要がなくなったのか』とか
 『ミーハーな人だな』とか
 『この本は、沢山売れて沢山売られたんだな』
 とか思ったりするのを思い出した。


 夜、イロモネアの【モノボケ】を見ながら
 『やっぱ設楽は天才』と、言い合った。


 
 * 雪の帰り道に近所のお餅屋さんで。