自分は、何か特別である。
の様なニュアンスを常に含めながら話す人を見ると、
「この人は、おめでたいと言うか幸せなひとであるな。」
と、そこには軽く嫌味が入っていると思われても仕方ない感情を抱く。
いや。実際、生きやすい人だなと思う。
同時に『自己防衛本能』の強い人間だとも思う。
だって、何か特別なモノを持っている人は、
それが普通のことであるから、
自ら『特別』を口にするわけがないんだもん。
と、中学生の頃から思っていた。
誰もが「もしかしたら自分は、ちょっと特別な人間なのかも。」と、
どこかで思いたいはずだ。
もの凄く稀有な手相だったり？
この偶然は、自分が起こしていることなのかも？とか。
ま。殆どの人が、ごく普通なわけである。
ごく平凡な自分を理解してて、
でも「もしかしたら」って、心のどこかで思っている
可愛らしい人が、私は、大好きだ。
はは。裏返すと、
こんな自分が大好きだ。だな。
謙虚と言う言葉が好きだ。
謙虚な人が好きだ。
装いは知恵であり、美は武器である。
そして、謙虚さはエレガンスである
ココ・シャネルの言葉。
私は、この言葉を胸に生きたいと思う。
