岸田ダンスアカデミーへようこそ~ゆーこのおしゃべり小部屋

川越から社交ダンスで世界を笑顔に!
身体に無理のない美しい踊り方・魅力あふれる表現、ワンランク上のレッスンを提供!

WDSF・PDラテン世界選手権~モスクワ3日目

2016年12月10日 | ダンス競技会
モスクワのお話、お楽しみいただけてますか
今回は、ロシア旅行をしてみたい方の参考にもなるかしら


というわけで、3日目

帰りのフライトが20時。オーガナイザーが手配してくれた、ホテルから空港までのタクシーの出発は16時。
16時って早くない?まっいっか。(それがそんなことないのだと、後に思い知ることになるのです)


観光する時間があったので、西・西川組と一緒に赤の広場とクレムリンへ行ってきました
最初は曇りでしたが、雪が徐々に降り始め、積もっていき、風も吹き…まぁ、冬のモスクワを味わってきました
⬅赤の広場の同じ場所を撮影。2、3時間で雪景色に!


さぁ。観光スポットをご案内

⬅聖ワシリー寺院
お菓子の家みたいでメルヘンチックですね
フードは被るものなのだと、身にしみました。私達、誰だかわからないエスキモー状態ですが…そんな事構ってられません。フード万歳
あっ、足元はソレルのブーツであったかでした。いい買い物しました


⬅レーニン廟
月曜日は休日で入れず。(たぶん)
防腐処理を施されたレーニンがねむっているのを見学できるそうなのだけど、こんな観光スポットど真ん中にいて安らげるのであろうか

私ったら、そんなお墓のちょっと手前で、知らずにおちゃらけた写真を撮ってしまった

⬅これはスケートをしてる風。

冬は赤の広場のど真ん中にスケートリンクが出現。写真は営業前のもの。実際に滑ってる人達を見ましたが、けっこうな人数の人が凄いスピードでLODにバンバン流れてましたす、すごっ!車と同じくここに入りたくない(笑)

⬅クレムリンあれこれ
クレムリンに入るにはまずチケットを買い、それで中のいろんな寺院を歩いてまわれます。中に入る時に、空港並みのチェックがあります。荷物、ボディチェック…徹底してますこんなに厳しくないけど、こうしたチェックは後で紹介するグム百貨店や宿泊していたホテルのエントランスでもあります
写真は、クレムリンの入口や出口の塔や聖堂や大統領府。中は広々で、雪と風の激しさのせいで移動が大変でした。前日のコンペに引き続き、闘いました(笑)
聖堂に入った時、あまりの温かさに気が遠くなるくらいの眠気が。天井画を見てたら、昇天するのではないかと~まるでフランダースの犬の感動的なシーンのよう。パトラッシュが見えたとか、見えないとか

モスクワは、冬に観光は向かないかもしれないけど、かえってモスクワの冬ならではの体験ができ、それはそれでありかも
もし1日早く着けてたら、私はボリショイバレエなどの舞台を見たかったな冬のこの時期は、夏場に海外へ出稼ぎに行ってる一流のダンサーが帰ってきて、舞台が見応えがあるとのこと。うぅ~残念

⬅グム百貨店
クリスマスムードばっちり
気分はディズニーランド
高級百貨店らしく、各ブランドがそれぞれの特徴をいかしたクリスマスツリーを飾ってました。
そーいえば、プーチン大統領グッズが売ってたなぁ。Tシャツとか。割りとカッコ良いデザインだったかなぁ~買わなかったけど(笑)おみやげ物やさんにも、えっ?そんなのアリなの?っていうプーチン大統領グッズが。これって、人気があるからだよね?


⬅やっとロシアらしいお食事
ボルシチ
キエフ風カツレツ
ビーフストロガノフ(クリーム味なんですよ)
美味しかったなぁ
みんな寒さから解放され、すごくリラックスしてます。お店のお兄さんはフレンドリーで英語もでき、楽しい時間を過ごせました


もう、おそロシアって何
すごく素敵な国じゃないの



…このあと、それまでのキラキラした気分を覆す事態を経験しました
飛行機に間に合わないかとヒヤヒヤすることになったのです
すべてはモスクワの雪と渋滞をなめていたせいです。
思いもよらぬ深まる雪のため、いろいろなハプニングがあり、ホテルに戻る時間が遅れてしまいました
それでも待っていてくれたタクシーのお兄さんに感謝です
行きの倍近い時間がかかって空港に到着。気がつけば到着は18時半過ぎ。
即効チェックインして、出国審査へ。
出国審査は入念で、入国よりも時間がかかりました。通常の荷物検査に加え、両手万歳して機械で身体検査し、更に人の手でチェック。こりゃ時間かかるわ。
いや、それでも混んでなかったのが幸いだったと思います。
お買い物する時間はほんとに少しで搭乗時間に
まぁ搭乗は定刻なものの、雪のため、機械の整備でフライト時間は一時間遅れましたけどね。

何はともあれ~か、帰れて良かった


ビザを取っていただいたとき、念を押された言葉がありました
「通常、ビザは帰りのフライト+1日で用意するものだけど、これは何故かフライトの日までなんです。何としてもこの日に出国して下さいね。不法滞在になって捕まりますので。」

当初は、そこまで現実味を帯びてなかったこのアドバイス。
まさか、そんな危機感をヒシヒシと感じることになろうとは

帰りの便で着陸時にアエロフロート伝説の拍手がパラパラと起きてましたが、私もそんな気分でございました


今回得た海外での教訓
かなり時間に余裕を持った行動をすること!
入念に移動ルートを調べておくこと!
調子の良い人・no problemを連発する人は、基本problem!
素朴な人・かえって無愛想な人の方がproblemじゃない!


でも、キラキラした思い出もヒヤヒヤした思い出も、全て引っくるめて、貴重な経験でした



今回のこの遠征をする機会を与えて下さった全ての皆様に感謝です
本当にありがとうございました


~完~

WDSF・PDラテン世界選手権~モスクワ2日目

2016年12月08日 | ダンス競技会
昨日の夜辺りから、ワタクシには珍しく腰をやられておりますいつもなら放置するのですが、なんとなくそれはヤバい気がしたので、今日のレッスン後早めに手を打ちました。

そりゃあ、【死闘】だったもんなまずはコンペが。。。


というわけで二日目

モスクワの日の出は遅い。
この日は、8時43分だったかな。
まだ暗いうちに、ホテルのビュッフェで朝食をいただきました。すごく美味しかった
海外選手の姿もチラホラ。ナチュラルに身体が深いS字で、プリプリとハリがあって、ジャージ着てても美しい若い外人選手のスタイルの良さったら、ズルいわ(笑)


その後、お部屋にてヘアメイク。スムーズに上手く仕上がり、気分は上々

コンペは15時開始。それまでに身体をほぐし、ちょっと汗をかくくらいアップをして…。
本当は前々日に到着して身体を整えたかったけど、ビザの関係で叶わず。それは仕方ないですね。最初のうち、身体はだいぶ固まってたけど、ナントカほぐれたのではないかと思います

他の選手の練習風景も見ましたスピード・強さ・しなやかさ、厚み。とにかく個人の能力が高いです。それがカップルになると威力は倍増です。
マスタークラスとは全然違う(笑)まぁ予想通りでしたが。


さて。いよいよ本番です!
1ヒート14組弱×3。シャッフルヒートで踊り、そこからバッサリ半分以上切られます


フロアに出ても別に威圧感は感じませんでした。
が、

なんだこりゃ~
フルパワーで2分踊ってるからバテているというより、自分の身体から手足に指令が届かない感じがする。
自分の身体じゃないみたい。

岸田先生流で言うと、乳酸が手足にたまって身動きがとれないかんじ。

かなり酷いダンスだったと思います。後で岸田先生とも話をしましたが、川越マラソンのハーフで見かけた、時間切れ寸前の人達がもがきながら歩いてゴールに向かう…あの地獄絵図

ビザを取りモスクワまで遠征してきているのに…この2分×5種目の嵐をなんとか耐えしのぎ過ぎ去るのを待つような状態
こんなに辛いのは初めて!痛すぎる!

結果は当然一次予選敗退。
ですが、WDSFはリダンスという敗者復活戦があります。敗退者がもう一度踊り、その中から6組が次に勝ち上がれるという仕組みです。

リダンス。気持ちが擦りきれて、正直勘弁して欲しいと思いましたが(笑)、インターバルの間に気持ちが復活
今日はそんな身体なんだなと受け入れ、その上でやれることをやろうと望みました。こうなったら自分にリベンジです。
ルンバ、パソは多少手応えを感じました。

⬅死闘のあと。もう何もできない(笑)
⬅チームジャパン~西・西川組と。

ここにエントリーしたのは場違いだったのか、桁違いなのは自分達か、と一次予選終了後は思いました。珍しく(笑)
が、やっぱり出て良かったと思うのです

あの場所で踊れたこと。
次に遠征するときの対策ができたこと。
あの場で踊るのに私達がやるべきことを感じられたこと。
先輩である(笑)岸田先生の気持ちが少しわかったこと。
何より、あの状況を想定して練習したら怖いものはなくなるんじゃないかなって思えたこと。

あとはどう活かすかですね


残念ながら予選敗退してしまいましたが、オープニングパレードは全員参加。国旗を持ったシュッとした少年の後ろを歩いて…リハーサルもしっかりされていて…マスタークラスの時と全然違う(笑)そして、直前にミニルーティンを教えてもらい、パレードの最後に全選手で踊りました。面白かったな。


表彰式。
優勝のアンドレイ&アンナ(ロシア)はこれで引退。最後になっちゃったけど、ライブのアンナを見れて良かった


考えてみれば、岸田先生とカップルを組んで11年くらい…まさか海外の競技会に、しかも世界選手権にチャレンジすることになろうとは、今年の初めですら想像できなかったわけで。ありがたいことです
まぁ、良いことばかりでなくいろいろあるわけで。
それも、それこそが貴重な経験それを活かすかは私達次第。

というわけで
来年も現役で(笑)踊りま~す


続く~

WDSF・PDラテン世界選手権~モスクワ1日目

2016年12月07日 | ダンス競技会
今回のモスクワ行きのブログ、どう書こうか迷いましたが、順を追ってお話することにしま~す


まず1日目
アエロフロートで成田からシェレメチェボへ。
空港からオーガナイザーが手配してくれたタクシーでホテルに連れていってもらうことになっているのですが…
その前に入国審査。
一体何をされるんだろう?厳しくて時間がかかるんだろうな…
と、ちょっとドキドキ

ところが。

日本よりは顔をジロジロ見られましたがアッサリ通過。あれ

そっかそっか、まだこれから何かあるのね…とりあえず荷物を取りに。

預けた荷物も直ぐに出てきて、税関は何もなくサラッとパスして、出口。

えっ?もう出口
そして、お迎えのタクシーの方ともアッサリ会えました

飛行機降りてからそこまでの所要時間、20分くらい。スムーズ過ぎて逆に怖い(笑)

タクシーの運転手さんは、ロシア語のみの方でしたが、すごく素朴で時折見せる優しいスマイルで安心を覚えました(⬅これは後に身に沁みることになるのです、笑)

ホテルまでは車で一時間弱。
モスクワは渋滞で有名だそうです。半端ない交通量、強引な車線変更、狭すぎる車間距離…こんなとこで運転したくないよ~怖すぎる
雪は積もってはいるのですが、降ってはいなかったので、道路はぐちゃぐちゃ。そこを車がバンバン通るので、当然車は泥んこ。まぁそんなこと、気にしないんだろうな。
車窓から見える風景も珍しくて。キリル文字の看板。社会主義国だったのを感じさせるいちいちドデカイ建物たち。いちいち感動

ホテルは、CROWNE PLAZAに宿泊。ここでコンペも開催されました。

伝統的というより、近代的なホテル。何より英語が通じます⬅ここ大切!

大きな吹き抜けのあるロビー。世界選手権の垂れ幕もかかってますね

少し落ち着いてから会場を下見しました。この日はショーケースとteacher&studentのラテンやアルゼンチンタンゴの競技会が行われてました。

凄く素敵な会場!模様も出せちゃう照明、大きなプロジェクター、階段のある舞台…マスタークラスのときとは大違い(笑)ここで踊るのかぁとワクワク

ショーケースでヒップホップを踊った学生さん達。
【問題ない】って縫い付けてあるのに気がついてから、踊りに集中できなかったよ~問題あり!(笑)ひらがなが混じってるの、珍しい…NO
problemの直訳ですかね

その後、寒さを味わいたくてちょっとだけ外へ。

部屋の窓から見えた風景の方へ少しお散歩。積もってる雪、サラサラしてて気持ちが良いです。

わぁ~川がほとんど凍ってる!

後で調べたらこの建物はラディソン・ロイヤル(ホテルウクライナ)というホテルだそうです。権力の象徴として作られたスターリンゴシック建築【セブン・シスターズ】のうちの一つ。なるほど~凄いインパクトがあったわ。


このお散歩だけで既に幻想的な気分

ロシアって、何てメルヘンでロマンティックな国なのかしら

と、気分アゲアゲでロシア1日目を終えたのでした



続く~

ただいま~(^^)

2016年12月06日 | ブログ
モスクワより無事に帰ってきました

モスクワに滞在した時間、約50時間。
コンペも滞在も、かつてない経験をさせていただきました

テーマは…
【死闘】ですかね~(笑)

またいろいろブログで書きますね~よろしくお付き合い下さいませ
まずはお知らせまで