母の謎

先日母のところに行ったら

ティッシュペーパーが残り少なくなってたので

買ってこようか？と聞くと

まだ大丈夫、という

けっこうぎりぎりで買うんだな～と思ってたら

「それよりトイレットペーパーが買いたい」と宣う

でも

母のトイレットペーパーはまだ２袋もあり

ああ、また忘れちゃったのかと思って

「まだたくさんあるよ」と伝えると

「いいの、私トイレットペーパーがたくさんあると幸せな気持ちになるから」

えっ？！まさかのトイレットペーパーフェチ？

でも特に肌触りとかにこだわってる様子もなく

よく聞くと数が重要らしい

・・・まあ戦中戦後育ちだし、オイルショックも経験したけど、そんなに？

長いこと親子してるけど

そんなこだわり気づかなかった

昔を思い出してみても

トイレットペーパーのストックの記憶はどこにもない

へえ～、そうだったんだ・・・

それで、と合点がいったのが

最近母のトイレットペーパーは

一袋１８ロール入り

それがいくつか納戸に積んである

これだけでも当分使い出があるけどね・・・

でもね

こういうのは簡単にやり過ごせない怖さがある

今後母の認知症が進んで

もっともっと買いためるようになっちゃったら

家が大変なことになるからだ

以前亡くなった伯父は

固形石鹸と使い捨ての髭剃りがお商売できるほど買いためてあって

処分が大変だったようだ

母は自分で買いに行けないから大丈夫とは思うけど

今は通販・宅配の時代

こっちがよく目を光らせておかないと

ある日大変な事態に、ってこともある

気を付けなくっちゃ・・・


それにしても

トイレットペーパーで幸せって

ずいぶん安上がりでいいけど

遺伝はしないんだね、と

ちょっとほっとしたわたしなのでした～

ま、うちはストックできるほどの場所もないけどね・・・