久喜市のお寺、「定福院」は文化の日に「羅漢祭り」を行っています。
羅漢の会の会員が、その年に彫りあげた石仏の開眼供養をして、羅漢像のお披露目となります。
境内では、地域の皆さんに会員手作りの 「豚汁、おもち、焼きとり、ラーメン、甘酒・・・」が振る舞われ大変喜ばれました。
平成24年の羅漢祭りで、東日本震災復興義援金の募金の協力をお願いすることになりました。
募金を頂いた方には (豆地蔵)をお礼に上げようと皆で粘土細工に挑戦です。
陶芸をされている会員や、住職に粘土の練り方からご指導頂き、(豆地蔵作り)が始まったのは寒い2月の半ばです。
秩父巡礼の第4番 金昌時 で見た(豆地蔵さん)をモデルにした
簡単で愛らしいお地蔵さまです。
自作の地蔵さま
また、このまめ地蔵は、義援金と一緒に 宮城県女川町や福島県川俣町などにも届けられ
被災者の方々に手渡されました。
復興したお店の方にお渡しすると、涙を浮かべて喜んで下さったそうです。
しかしながら、被災地の方の気持ちは傷ついたままで、ちっともまだ癒えてないと感じ心が痛みましたと、会の役員の言葉が胸に刺さりました。
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