居候君が、いな～い！！

　カブトムシ君が「家の子」になって４日目（14日）の朝　

（おはようー）と箱を覗くと、　　いない　　

飼育器も虫かごも無いので、菓子箱（A4サイズ程）に

ネット（玉ねぎが入っていた）を被せた「簡易ハウス」が

空っぽになっているではないか

 

すぐに主人が来て

【おかしいね、どこから抜け出したんだろう】

（（隙間に挟まってたら　どうしょう））

…（（飛んだのかな～））…

…（（外には出ていないから　必ず見つかるよね））…

 

カブトムシ君の生態を知らぬ老夫婦は、ただ探すしかない。

電話代の下と裏側をチェックしたり、スリッパの中を探ったり

観葉植物の鉢にはいない、葉っぱを揺すっても<応答なし>です。

ドアと引き戸はどうだろうと、家宅捜索は真剣勝負となりました。

 

すると<　　いた　いたぁ　ここにいるよー>と

主人が大声をあげ指さした所は　玄関の天井　です。

まさか、こんな所に、しっかり掴まっているではないか

（（あぁ～　良かったぁ～））

　（（そこまで　どうやって行ったのかしら））

主人が椅子を台にして　掴んだけれどなかなか離れなくて

手こずりました.

（（落とさないでね））　（（手足を傷めないようにね））と

私が気を揉み見守る中　朝の騒動は一件落着しました。

 

今日のカブトムシ君は　メロンに張り付いています。

（（　もう、家出はダメだよ。））