ハゼ釣り
夏の日差しがまぶしい梅雨の晴れ間。
英会話の先生に連れられて、ハゼ釣りに行きました。
ムギとチョコを含む4人の生徒と、3人の母です。
釣りをこよなく愛する男、ミスターは
遠足というと必ず釣りに行きたがります。
前回の釣り遠足で見事にだれも1匹も釣れなかったので
きっと、リベンジしたくてたまらなかったのでしょう。
今回も、やる気マンマンで登場~。
集合場所の駅で既にハイテンションのミスター。
「今日はコンディション最高だよ(英語)」
最初にハゼを釣り上げた時のこと。
ハゼの口にひっかかっている針を
ミスターが抜き取ろうとしていました。
私たち母3人は、覗き込み
「きゃ~釣れたね~」
「これがハゼなんだ~へぇ~」
「けっこうカワイイね~」
と、キャピキャピ盛り上がっていました。
でも、次の瞬間、ミスターが力ずくで針を引っ張り、
ブチン!という音とともにハゼの口が針ごと
引きちぎられ…
「・・・」
絶句の母たち。
ひえ~~~~~~
い、今、口が取れたよねっ
いや~~~~~~っっ
残酷ーーーーっ
オーマイガーーッ
いきなりのショッキングな場面に、
ドン引きの私たちでした
この場所には、ミスター世代のおじさんたちが数人
釣り糸を垂れていましたが、ミスターとはおなじみさんのよう。
なかなか釣れない子ども達を見かねて
ウキを調節してくれたり、横で一緒に引きのタイミングを
教えてくれたり…そのおかげで、次々にHit
捕ったど~~
見て見て~
正直、子ども達も、私たち親もあんまり期待は
していなかったのですが、思ったよりも釣れました。
時間帯や場所により、ムラはありましたが
『釣れた』
という達成感(?)が得られて、子ども達も
楽しかったようです。
よかった、よかった。
これは、ちっちゃめのハゼ。
ピンハゼっていうんですね。(釣りの世界では)
はじめは餌つけから、釣った魚を取り外すのまで、
全部ミスターにやってもらっていたムギですが、
最後には、人に頼らず、自分でミミズをつけ、釣り、
ハゼをバケツにいれて、また餌をつける・・・
すべて自分でやるようになっていました。
暴れるミミズに悪戦苦闘中
チョコだけは、
「ミミズは触れるけど、針つけれない!
だって、すごく暴れるんだよ~~」
と、最後までできなかったようです。
さて、実は私たちが到着するまでに、
既に100匹ほど釣り上げていたミスター。
それも私たちに分けてくれました。
どっちゃり。
「今から、頭をおとして、きれいに洗って処理してあげるから
お手伝いしてもらえますか?(英語)」
と、ミスター。
よく聞くと、ミスターが頭を切り落としてお腹を裂いたあと、
私たちが、バケツの水(川の水)ではらわたをこすりだし、
振り洗いするという段取りらしい。
え?ちょっと待って…
道具は?まさか素手でやるの?
そんなことしたら、すっごく臭いよ!
帰りの電車の中、異臭だよ~!
やだやだ~
やりたくない
それに、洗うって言っても、この水だよ。
あまりキレイそうじゃない(はっきり言えばばっちい)
川の水で洗ったものなんていやだよね~~
母たち3人でひそひそ。
それなら、持って帰って主人にやってもらったほうがいいよね。
ということになり、ミスターの即席キッチンスタジオは
撤収~~
我が家の分のハゼも、お友達のパパさんが
処理してくださることになりました。
助かった~~
トワイライト。
早々に飽きた男の子達と対照的に
女の子達は、もっとやる~~
と、陽が傾くまで釣り場に立っていました。
暑くて疲れたけど、夕方に吹く風は
ちょっとひんやりして気持ちよかったです。
ミスターとさよならし、家に戻った数時間後。
近所の友人宅のパパさんの手により
キレイに下処理されたハゼが届けられました。
なんだかすごくきれいになってるそれもそのはず、
ウロコをとり、内臓もきれいにだして、水道水、塩水で
きれーいに洗ったのだそう。
白っぽく、ピカピカになっていました。
清潔で完璧な処理。
ミスターのワイルドな処理じゃなくて
よかったわ~~