短い春休み。
有意義に過ごさなくては…と思いつつ
気がつくともう半分過ぎようとしています。
欲深くいろんなことをやってみようと思っていたのに…
全然です~~
何か、新しいことを始めさせようとすると、
親のほうに多大なエネルギーが必要になるのですから…
で、かねてからちょっと考えていたことを
試しに提案してみました。
「おうちのお手伝いして、お小遣いを稼いでみない?」
『お手伝い→お金』というのはいかがなものかとも
思っていましたが、そろそろお小遣いを与えてもいい年頃。
それならば、タダで与えるより、
働いて報酬としてもらったほうがいいかも。
というわけで、ひとつのお手伝いで10円
という取り決めをしました。
ただし、お手伝いは強制ではないので
自分がしたい時に、自分から申し出ること。
こちらから、これやって。とかは言いません。
働きが多いほど、収入は増えるので、自分で
考えて自発的にやってもらうのです
「1日にひとつお手伝いしたら、いくらになる?」
「10円。」
「じゃあ、1ヶ月30日でいくらになる?」
「えーと、300円。お、けっこう貯まるなぁ。」
「じゃあ、1日に2回お手伝いしたら、1ヶ月でいくらになる?」
「…う~ん…。あっ!600円!?すげーーっ!」
この、取らぬ狸の皮算用で、俄然やる気になった子供たち。
初日は、朝から大張り切り。
「お手伝いって、何があるかな~?」
「いろいろあるよ。お風呂掃除とか、トイレ掃除とか、
洗濯物干しとか、玄関掃除とか…」
「夕飯のお手伝いは?!」
「いいよ~。」
「私、トイレ掃除と洗濯物やる~!」
「僕は、お風呂掃除と夕飯の手伝いー!」
ふたりとも、競うようにして手を上げます。
なに~~このすばらしい反応は~~
そんな調子で、ふたりとも1日で4~5回もお手伝いをこなし
「すごい~!もう50円もたまった~~!」
と、興奮状態。
そんなやる気スイッチONの状態のおかげで、
いつもは面倒がる上履き洗いとか、勉強なんかも
いい調子でサクサクと済ませてしまいました。
(もちろん、それはお手伝いではありませんが)
これはなかなかいいかも
嫌々やらせるというストレスがなく、
お互い気持ちよくできるのですから。
(金がらみですけどね)
1日50円ペースはきっとお休みの間だけだろうと思いますが、
おかげで、今までやろうともしなかったことも
積極的に挑戦してくれるのは嬉しい限り。
4月の終わりに、まとめて精算して、お給料(?)を
渡す予定です。
どのくらい貯められるかな~
今日は、ムギに洗濯物の干し方と、レンコンの皮むき、
炒め方などなど教えました。
包丁を落としたり、フライパンで軽いやけどをしたりと
肝を冷やすこともありますが、
小さな失敗は今のうちにどんどんやっておかないとね。
家事のできる男子を目指して頑張ってほしいものです。
もちろん、チョコもね。