こどもの家庭学習として、ドラゼミをやっている我が家。
高学年ともなると、量も増えてきて
内容も難しくなってきます。
分からないところや、間違ったところを教えるのは
当然母である私。
だから、間違い直しをする週末、我が家には
険悪なムードが漂います。
特にストレスなのはチョコの算数。
びっくりするくらいケアレスミスが多いし、
根本的に理解できてないところがいっぱい。
もう…頭をかかえてしまいます
頑張って穏やかに教えているつもりでも
だんだんイライラしてきて、
反抗的な子供の態度に
私の言葉もとげとげしくなっていきます。
「小数点のつけ方が分かってないから
こういう間違いするんだよ。」
「なにここ?はぁっ?」
自分でも、言われたらムカツクような
言い方になってしまうので、
そりゃぁ子供も嫌がりますよね。
でも、どうしようもないんですヨ~
ここはじっくり教えなくちゃ、と思うけど
「うるっさいなー」
と、ふてくされ、
最後には涙目になってくるチョコ。
この時点で、私のほうもイライラMAX
そこで、ムギに提案。
「チョコの家庭教師のアルバイトしない?」
アルバイト=お金?
ムギの目が輝きます
お金がかかると、俄然張り切るヤツなので
「1ヶ月、1000円でどう?」
という破格な(?)金額にも即OK
「いいよ、いいよやるやる
」
チョコに教えるという精神的苦痛が
1000円で回避できるなら、安いもの。
一応現役の小学生のほうが、分からない人の
気持ちもわかるだろうし…。
「答えを教えるんじゃなくて、考え方を教えてやってね。
次から、自分で解けるように。」
と、一応釘を刺しましたが・・・
ちゃんと教えられるかどうか
心配しましたが、意外に丁寧に淡々と
説明しながら頑張っているムギ。
お、なかなかいい感じ?
と思っていたら、そのうちなにやら揉め始めた様子。
「早くやれよー」
「だって!やり方がわかんないんだもん!」
そうそう、そういう展開になっちゃうよね~
ちょっとハラハラしながらも、耳を澄まして
様子を伺う私。
そのあと、しばらくは、し~~ん。
静かだ…静かすぎる。
どうした?どうなった??
「ふあぁぁ~~」
と、チョコの大あくび。
「もうちょっとだ。頑張れ」
それなりに、なんとかやってるのかな?
しばらくすると、部屋から出て私のほうにやってきたムギ。
「チョコ、ぜんぜんやる気がないんだよー」
さすがにお疲れの様子。
それでも、怒り狂わないだけ、
私より全然マシよ~
チョコは手ごわいよ~
とにかくよろしく頼みます