夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今日は豆柿で柿渋の仕込み

2021-08-20 12:02:52 | Weblog
久しぶりにカラッと晴れたので4㌔のウォーキングで汗をかいてすっきり。
庭の豆柿がずいぶん大きくなったので収穫です。


大きいといっても豆柿ですから直径1.5センチ程度のかわいらしい実です。


藪蚊が耳元でうるさいけど無視してひたすら収穫。
とりあえずこれだけあればいいかな。


果実酒の瓶が空いていたので入れたらちょうどいい分量です。


ミキサーに今日汲んできた湧き水と一緒に入れてグァー。


ヘタを取るのが面倒臭いのでまとめて粉砕しちゃいました。


前に仕込んだときは秋になって熟しかけたのを採って仕込んだのと、その後気温が低くて醗酵しなくて失敗したので今年は早めにしましたがどうなることやら。


残った実は紫色に熟したらつまみ食いします。いけますよ。

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昨日手に入れた8ミリカメラ

2021-08-18 10:13:07 | Weblog
カメラ類を直したり調整する作業台を一部手直しです。
使用頻度の高いドライバーとスパナは今まで手前左側にセットしていましたが考えたら左側面に移動すれば何かと便利だと気が付いて移しました。


どうして今まで気が付かなかったんでしょう。狭いスペースが有効に使えます。

ついでにカメラを分解するときこの書類入れを使うことにしました。
この中で作業すればネジや部品を失くす恐れがありません。

修理したレギュラー8カメラ Crown 8 が巻き取りリール欠品で急遽手に入れた年代物のカメラ ELMO pocketauto は、リールだけ拝借して捨てるつもりでしたが、電池を入れたら動いてびっくり。
捨てることはありません。
さっそくこの上に並べてみました。内部のクリーニングは夕べ済ませてあります。


恐らく50年以上前の水銀電池です。


ホルダーは緑青に埋まっていましたが接点復活剤でここまできれいになりました。


電源スイッチです。記号の意味がイマイチわかりませんが L はロック、N はノーマル?、S はコマ撮り?、R 位置には回りませんがシャッターボタンを押したままだとダイヤルが回ります。


プレッシャープレートは普段この状態です。


フィルム装填時は開放します。


撮影レンズは固定焦点でピント合わせ不要。
その上に窓がありますが、向かって左がファインダーで右が露出用。


ISO 感度表です。


感度設定部。ダイヤルを回してフィルム感度と合わせます。


駆動用の電池は単三4本です。とかく入れっぱなしでひどい状態になっているものですがきれいな状態でした。


水銀電池収納部はきれいにしたので押さえを戻しました。


電池ホルダーも戻しておきましょう。


フィルムを入れたら、又は入れる前に巻き取りリールを回してフィルムカウンターをこの位置に合わせるんでしょう。


当時のレギュラー8は16ミリ幅で、往復使うので片側が終わったら反転して入れ替える必要がありました。
片側終了で内部の窓に CHENGE 表示が出ます。


これって、ストロボ接点でしょうか。ということは、電源スイッチの S はコマ撮りでストロボ使用可能なのかな?


こいつはシネライトの取り付け用かい。


このカメラは使う予定はありませんのでこの状態で保管します。


それにしてもただの箱。重厚感のある Crown 8 と対照的で愛嬌も何もありませんが、コンパクトなのが取り柄です。


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レトロな8ミリカメラ Crown 8 の修理完了

2021-08-17 15:37:13 | Weblog
乗りかかった舟ですから、60年代のレギュラー8カメラはなんとか正常に動くようにしようとここ数日掛かりっきりです。
昨日もブログを書いた後で作業を進めました。
巻き上げ機構のスプリングを固定するビスを入れるとき、ピンセットでつまんだら落としちゃってさあ大変。床に這いつくばって探しても見つからず、仕方ないのでプラスビスで代用するしかないとあきらめかけたとき、なんと椅子の後ろに落ちていました。やれやれ。

この手のカメラにプラスねじは使いたくありません。

ほっとして組み立てを続けていたらこの2本のビスが余っちゃいました。


光学系を取り出したらここに入るビスと判明。


ここまでが昨日のこと。
今日は出掛けたついでにいつものハードオフに寄って、前に見つけておいたELMOの古いカメラを買ってきました。
これも Crown 8 に劣らず超古いカメラです。


必要なのは中身です。


Crown 8 は巻取りリールが入っていないのでこれを入れます。

気に入らないのはこのリールは本来供給側ということ。まあいいか。

改めて組み立て再開。
駆動部を本体に取り付けます。


光学系を合体、隠しビスを締め付け。


これも締め付け。


ここの2本を締め付けます。


パネルを入れて、どこに入っていたか忘れた平ワッシャはここが答えです。


カラーを取り付けます。


パネルの固定ビスはこれだけ太いので注意。


蓋のロック部品を取り付け。


これで蓋がロックされるようになりました。「カチッ」といい感触です。


次はゼンマイ巻上げ部。このワンウェイクラッチ機構のスプリングがひとつ外れていて巻き上げ動作が不調だったんです。
スプリングを正規の向きに入れたらハンドルの往復で巻けるようになりました。


スプリングを飛ばさないように気をつけて


飾りナットを締め付け。左ねじです。


ファインダー系は後で入れないとシャッターと干渉します。ゼンマイを完全に開放してシャッターをフリーにすれば入る位置があるのかも知れませんがこの方が楽に入ります。


アパーチャープレートの取り付けですが、困ったことにここに入っていたスペーサー2枚のうち1枚が行方不明です。これは工場で焦点深度の調整で入れたと思われます。
ネジの箱をかき回したら内径が大きいけど外形と厚さが同じ真鍮のワッシャーみたいなのが出てきたので重ねて代用。厚さはどちらも0.2mm。


またヘマをやらないようにレンズを下にして縦位置でビスを締め付け。


フィルムのループ部のゴムライニングしたガイドです。これ自体回転はしませんがフィルムが接触すると左回転の力が掛かるので左ネジになっています。


カラーを入れてここにプレッシャープレートを取り付け。フィルム装填時は開放にします。


フィルム残量表示機構はこのリールで設定しました。


各パネルを接着して修理完了! おめでとうございます。

各動作は正常です。

貫禄がありますねえ。


分解したときこの写真を撮っておきました。昭和38年1月ってことなのかな。

だとすれば私が中学2年の年。
ケネディ大統領が暗殺され、力道山が亡くなった年です。

ひとつ引っかかるのは光学系の隙間から出てきたこの断片。これはなあに?

深く考えないことにしましょう。

ところで今日手に入れた ELMO pocketauto ですが、単三電池4本を入れたら、なんとなんと、たどたどしいけど動きました!

水銀電池は膨れていますがこれもきれにしてコレクションに加えましょう。
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すっきりしない空模様でカメラいじりの続きは順調

2021-08-16 11:49:33 | Weblog
面倒臭くなって保留にした Crown 8 ですが、香箱を開けることに成功したので少しは進みそうです。
香箱は工夫して慎重にたたいたら分割できました。


ゼンマイは真っ黒いグリスが硬化してほとんど固着していました。
グリスは色から考えるとモリブデングリスに見えますが60年代に登場していたんでしょうか。


パーツクリーナーで洗浄しましたが終わっちゃったのでCRC556と灯油でここまできれいにしました。

クリップはゼンマイがほどけたら一大事なのでこれで固定したつもり。

歯車が付いた側も洗浄。


香箱の組み立ては対角にあるこのヘソが


この穴にはまってるだけでした。


ここで事件発生!
これを持ち上げたとき、何かが落ちた音。


ガラクタを入れてある鍋に落ちたようです。


分解時に記録しておいた写真を確認しましたがそれらしい物は写っていません。
気持ちが悪いけど組み立てるとき足りない物がないかじっくり確かめながら進めるしかありません。

ゼンマイは指で少しずつほどいて固着していたときの応力を除きました。


写真を撮り忘れましたがゼンマイはモリブデングリスを塗って隙間に押し込みました。もちろんカバー側にも。


香箱はヘソと穴を合わせて押し込んでプライヤーでしっかり組みました。


以上で駆動系を仮に組んで、歯車はセラミックグリスがあったので


これを塗り付け。


巻き上げハンドルを巻いて動くかどうか試してみました。
シャッターを指で押さえて巻き上げて離すと

元気に回りました!。音も滑らかです。

角軸受けはエンジンオイルを一滴たらしてあげます。


組み立てで足りない部品はありませんでした。じゃあ何かが落ちた音は何?。
ここまで来れば直ったようなもの。でも急ぐことはありません。余分なオイルを掃除したり剥がしたプレートの古い接着剤をきれいにして貼り付けたり、入念に進めないと。
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Crown 8(車じゃありません)不調の原因は他にあったけど

2021-08-15 10:43:44 | Weblog
ゼンマイ巻上げ機構の歯車が変形していてこれが不調の原因と判断したのは早とちりでした。
あの歯車はゼンマイを巻き上げるときに戻らないための機能で、駆動時には関係ないんです。

駆動中に不安定な動きをする本当の原因はゼンマイではないか。
駆動系のユニットは分解できそうなので作業前に写真を撮ってネジの使用箇所を記録しました。


念のため、ポンチ絵も描いておきます。


分解は簡単でした。


このゼンマイが入っているユニットは時計の場合「香箱」と呼ばれるそうです。そう、このカメラの構造は古い柱時計と似ています。
振り子はありませんが機械式ガバナーがあってこれは遠心力を利用した面白い機構です。


中にゼンマイが入っているので香箱はずっしりしています。
オイルが磨耗した金属粉でまるでモリブデングリスみたいな色。


この歯車の機構は単純な噛み合わせではありません。中心の歯車は10枚葉で横の歯車は9枚葉、どちらも2枚が違う形状です。
ゼンマイを巻く際は巻き上げを一定のところで止め、開放側はここで止まるという巧妙な設計です。

プレート側は歯車が擦れて溝になってます。オイルが黒くなっているのはこれが原因かな。これはなんとかしないと。
軸を後ろから押したら浮いたので布ヤスリが入りそう。

こちら側は何もありません。


でもこれって、どうやって分解するのかわかりません。これでカシメてあるんでしょうか。


香箱はとりあえずそのままにして他の機構部を点検。

歯車の欠損も軸受けの極端な磨耗もありません。

やはり香箱内部に収まっているゼンマイが原因かな?。感触としては塗ってあるだろうオイルが劣化して固まっているか錆びて滑らかに開放されていかない感じです。
分解できればゼンマイを抜いて開放、古いオイルを落として新しいオイルを塗って組めば直りそうですが、軸をモンキーレンチで回すとゼンマイはかなりのパワーがあります。簡易測定で 8kg-cm のトルクなので段取りを考えないと怪我をするかも。
前に柱時計のメンテナンスでゼンマイを外したときは開放されないように針金を巻き付けて固定しました。
分解しないで内部を掃除、注油する面白い方法を思い付きましたがまだ内緒。
急ぐこともないのでここで保留です。
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色々考えながらカメラいじりは続く

2021-08-14 13:18:23 | Weblog
コロナ禍、五輪、腐った政権、自分に残された時間。
そりゃあ考えます。あまり考えると深みにはまり込むのでそれは置いといてカメラいじりの続きです。

こんなことをして何の意味があるんだ、とは考えないようにして、70年代の歌を聴きながら老眼鏡を掛けて指先を動かします。


駆動部は昨日注油してあります。エンジンオイルとセラミックグリスで間に合わせました。
ボディに簡単に収まりますが、コマ速度の調整部とフィルム残量表示部はボディ側との相関関係があるので慎重に。


ネジは分解中に撮った写真を参考にします。


どうせ不具合が出るので仮組みしていきます。左下のゴムライニングしてあるネジは左ねじです。


機械モノを分解するととかくネジが余ったり足りなくなるので保管は注意が必要。特に足りなくなるのは最悪です。


まだモルトを張り替えてないアパーチャープレートはここに入ります。


この隙間なら代用のモルトでいけそうだぞ。


さっそく張り付けました。


ゼンマイを巻いて動かしてコマ速度の調整部の調子を見たら大丈夫でした。


ネジは全部ありましたがこの平ワッシャはどこに入っていたのかな?

そのうちわかるでしょう。クロームめっきしてあるから見える所かな。

この真鍮の薄いワッシャはアパーチャープレートの奥に入っていました。


ここです。分解したときここから落ちました。


フィルム残量表示は巻取りリールに巻かれていくフィルムにこのレバーが触れていて徐々に外側に移動する仕掛けですが、動きが渋くて変です。


この窓に残量が表示されるんですが。

構造は見てあるのでもう一度分解して調べてみます。壊れてはいません。

根気が続きません。

ここで前に興味のある発見をしたので紹介しましょう。露出計のフィルム感度設定ダイヤルです。

ASA 感度の設定が、10 ~ 40 !。1960年代の8ミリフィルムって、こんなに感度が低かったんですね。

もう一度ゼンマイを巻いて動かしたら速度が落ち着かないし感触が変で前と変わっていません。
思い当たる箇所があるのでまた分解して調べないと。

この歯車の噛み合いが浅いのが前から気になっていました。

このとき気付くべきでした。
大きい歯車が変形してます。

平らな板に乗せてみたら

こんなに変形してます。

取り外して裏側を見たら擦れた痕跡があるじゃないですか。


表側はきれいな状態です。


この部分はゼンマイを巻く機構で、小さい歯車はワンウェイクラッチになっているようですが、時々歯車が外れたんですね。
いったいいつ変形したのか、この歯車を外すとき無理な力を掛けた覚えはないし材質はスチールです。工場で組み立てるとき変形に気付かず組み込んじゃったとは考えられないし。

これからなんとか工夫して変形を修正してみます。

軸穴に M6 のビスを入れてナットで締め付けてボール盤にくわえて手で回しながらアルミの針金をヤトイにして小さなハンマーでコツコツと叩いて可能な限り手直し。


思ったより平らになりました。


小さな歯車との関係も良好です。


今日はもういいや。仕事じゃないから急ぐことはありません。
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雨降りにのんびりカメラいじり Crown 8 編

2021-08-13 13:34:48 | Weblog
秋雨前線でしょうか、気温が下がり断続的に雨が降って先日までの猛暑が嘘のよう。あの真夏の陽射しが懐かしい夏男です。
強烈な光の下、りんご畑を放送用カメラで撮ろうと考えているのにこのまま秋になっちゃうんじゃないでしょうね。

こんな日は部屋でじっくりカメラいじりに最適。骨董品的なレギュラー8カメラ Crown 8 の続きです。
古いカメラにつきもののモルト劣化の対策にかかりました。
ダイソーのすべり止めマットは便利です。以前 OLYMPUS PEN でも使いました。


ボディとファインダーの隙間を埋めるモルトです。本当はリング条に切抜きたいんですが面倒なので手抜きで済ませます。細く切ったマットをファインダーに巻き付けて長さを決めます。
ちょっと引っ張って隙間が出ないように。


接着は瞬間接着剤を微量使いました。


締まり具合の感触は良好。フィット感がたまりません。


ボディに貼り付けるのは工夫しました。
材料箱に椅子の脚なんかに使うゴムキャップがあって太さがちょうどいい感じ。
はみ出した接着剤がいたずらしないようにテフロンテープで養生。


ファインダーの替わりに押し込んでみましたがしっかりフィット。


内側はこうです。


ここに使う接着剤はこれを使いました。たぶんくっつくでしょう。


竹串を使って接着剤を薄く塗りました。


先程のゴムキャップを挿入してモルト代用マットをセット。竹串の尻で満遍なく押しつけてと


待つことしばし。あれを引き抜いて接着状態を確認。しっかりくっついています。
ファインダーを挿入したら、きつからず緩からずでいい感触。


モルトはもう一箇所あります。プレッシャープレートの相手側です。
これは側面の劣化して粉になったモルトを剥がした後です。


こちらに使うマットもカットしましたが厚さが不明なので貼り付けは後にします。恐らく代用マットは柔軟でいくらでも圧縮できるので大丈夫と思いますが、取り付けのときでも作業できます。
ついでにプレッシャープレートも一緒にクリーニング。


ボディは剥がれたモルトのかけらが多数あったのでエアブローで清掃済みです。


このカメラのシャッター開角度が気になって測ったら160度でした。


メカ部は古いオイルとグリスを車の修理で残ったパーツクリーナーで落としました。
新たに注油の必要がありますが、オイルはかなり粘度の高い物が使ってありましたが何を使いましょうかね。古い柱時計はミシン油ですが使われていたオイルの粘度を考えるとエンジンオイルでもいいかな。
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レガシィB4 は一段落 次は古い8ミリカメラ

2021-08-12 11:07:38 | Weblog
レガシィB4 は昨日かかりつけの医院へ血圧の薬を取りに行った際、坂道にかかったとき、前から出る計器盤の照明が消える症状が出てあんぐり。コネクタはきれいに掃除したのに!
おまけにエンジンが吹けなくなって、帰りに踏み切りで止まりそうになって真っ青。原因は単なるガス欠でした。それは対処して無事に帰宅したのでめでたしめでたし。

今日は嗜好を変えてカメラいじりです。
先日ハードオフで衝動買いしたレギュラー8カメラで、Crown 8 という、72歳の私の知識にもないほど古いカメラです。


使う予定はありませんがとにかく作りが素晴らしいのが気に入って保護。もちろんゼンマイ巻きです。電池は不要。


プラスチックはほんの一部で全金属製といえます。


付属していたグリップも当然金属製。


ファインダーはこんな感じ。露出は露出計のリングを回して針を合わせる方式。


これが露出計、SEKONIC です。


レンズは1960年頃のカメラでは珍しいと思われる f=10~30mm ズームレンズ。光学系は信じられないくらいきれいです。


それにしても作りが最高。


このカメラ、壊れてました。ゼンマイをいじったら一瞬回りましたが巻こうとしたら感触が変。
この手の機械はゼンマイを巻く際一方的に巻くんじゃなくて往復運動のはずですが戻し側が効きません。

分解して調べることにしました。
幸い手元にあったスナップリングプライヤーが使えそう。


ほら、ピッタリです。


中の構造はワンウェイクラッチでしたがスプリングがひとつ外れていました。


こういう作業はスプリングを飛ばしちゃうので慎重に正規の位置に入れました。


他にも不具合があります。ゼンマイをなんとか巻いてシャッターを動作させると回転系の何かが緩んでいる感じで感触が変です。
駆動系を調べることにして分解開始。
中身を取り出すには、どうすればいいのやら。とりあえず赤〇のビスを抜きましたが臓物は取り出せません。


どこかに隠しネジがあるに違いないと怪しいパネルを剥がしていきます。ダイソーのシールはがし液を滲みこませてカッターナイフでこじると


ここには何も隠れていません。


次はフロント部です。
まずはこれから。


ほーら、ネジが隠れてた。


これも剥がしましょう。


無い。


じゃあここは?

ここにもありませんでした。

ならここにあるに違いない。


ありました!


これで光学系とメカ系が分割できるはず。と思ったらまだ何か邪魔してました。
どや顔で「こいつがあったか」。ファインダーを緩めて抜いたら分割できました。


これが中身です。


シャッターは歯車を止めたり開放する仕掛けです。というのは間違い。後で良く見たらシャッター軸の爪に引っ掛ける構造でした。


中身は気が向いたら何が不具合なのか調べることにしてここまで。
このカメラはシリーズでターレットレンズ式もあってかなりの数輸出されたようで、ネットで調べると今だに中古が流通しています。
私が保護した個体は恐らく私の上の世代、80代が使った物で、本人かあるいは子か孫が処分するのを躊躇してハードオフに持ち込んだのでしょう。
様々な思いがこもっているでしょうから、修理に成功したらコレクションとして大切に保存します。
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レガシィB4 第一段修理完了

2021-08-10 16:00:55 | Weblog
今日は古紙回収の日、新聞とダンボールの他に古いノートも思い切って出しました。
自主映像作品を作る過程でメモ書きしたノートで、100枚大学ノート11冊と50枚ノート4冊です。
今更見直す必要もありませんし、10年前に今と同じことを考えて書いてあるので何の役にも立ちませんから。


暑さが一段落したので車の修理を続けました。
いじくりまわしていたらこのステッカーが剥がれてきました。あとでボンドの出番です。


どう見ても怪しいコネクタは入念に清掃して接点復活剤を吹き、エアーブローで液を飛ばして挿入。


ウォッシャータンクのコネクタは前にも申しましたがグリス状の汚れでひどい状態でしたがここまできれいにしました。


タンク側もきれいにして挿入。


バッテリーのケーブル側端子は耐水ペーパーで軽く磨いて接点復活剤も使用。しっかり締め付けました。


タペットカバーの下にあるカバーはオイルが見えたのでパーツクリーナーで清掃。恐らくカバー取り付け前にヘッドから垂れたオイルです。


エンジンを掛けて最終的なチェックです。
昨日はほとんど出なかった煙が今日はこのあたりからうっすら出ます。が、そのうち収まるだろうと楽観視。


アンダーカバーを取り付けます。


長い間放置してホコリがたまっているので空模様を見ながら洗車しました。


先程町内を数キロ試運転してきました。若干オイルが焼ける匂いが残っていますがプラグを交換したのでエンジンは好調でした。
前に出ていた、ハンドルを切るとキュルキュルという音は出ません。何で?
気になったのは左後ろから時々「キーキー」と音が出ること。ホイールベアリングあたりでしょうか。走行距離が20万キロ近いのであっちもこっちも劣化してますね。
帰ってからボンネットを開けて確認しましたが煙は出ていません。
これでとりあえずタペットカバーからのオイル洩れの件は解決です。
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レガシィB4 修理は思う様に進まず

2021-08-09 16:28:09 | Weblog
盆の入りには早いけどこの状況ですから朝早く亡父の墓参り。
盆はごった返す市営墓地も小雨まじりで誰もいませんでした。

帰ってから午後、いざB4修理の続き。タペットカバーのパッキン交換後一晩置いたのでエンジンを掛けて様子をみました。
写真には写っていませんがまだ煙が出ます。オイルゲージの根元からです。「もう嫌!」


煙はそのうち収まるだろうと無視、コネクタの清掃に掛かりました。オイルまみれで接触不良になってる可能性があります。
抜いて前とは違うパーツクリーナーで洗ってエアで吹き飛ばしてまあまあきれいになっただろうと


ウォッシャータンクのコネクタはとんでもない状態でしたがこちらも清掃。でもなんでこのコネクタがグリス状の油まみれになるんでしょう。


ウェスで拭いていたら雨粒が?と思う間もなく突然のにわか雨です。
慌てて道具を片付けて避難。風も吹いてきました。室内が高温になるので窓を開けていたのでバッテリーを戻して閉めましたがこんなときパワーウインドウって、不便ですね。

雨はじきに止みましたが続きはまたしても明日に延期です。

使ったパーツクリーナーは左が最初に使った物、右が今日買った物です。


コネクタは更に洗浄して接点復活剤も使うつもりです。

試しにコネクタの樹脂にちょっとだけ吹いて溶けないか様子を見た方がいいかな。

空はこんな様子です。


ったく、いつになったら修理が終わるんでしょう。

墓参りの帰りに奥方が百斤に寄りたいというのでセリアに寄りましたが、買い物を終えて出るとき、黒塗りのプリウスが半身の片手運転で入ってきて駐車場が一杯と見るや右手でハンドルを押さえてクルクル回して出ていきましたが、唖然としました。
なんであんな運転をするんでしょう。「真面目に運転しろよ!」って叫びたくなります。
「パワステで軽いからこれでいいのだ」っていう問題じゃないでしょ。
日頃思うのですが、おばさんの車は車間距離を詰めるしへたくそなAT車は上り坂で速度は落ちるし右カーブは内回り、左カーブはアウトインアウトならぬインアウトインで曲がるしetc。車の運転技術もマナーも地に落ちました。
車の運転については言いたいことが山ほどあるのでいずれまた。
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