夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

雨降りにのんびりカメラいじり Crown 8 編

2021-08-13 13:34:48 | Weblog
秋雨前線でしょうか、気温が下がり断続的に雨が降って先日までの猛暑が嘘のよう。あの真夏の陽射しが懐かしい夏男です。
強烈な光の下、りんご畑を放送用カメラで撮ろうと考えているのにこのまま秋になっちゃうんじゃないでしょうね。

こんな日は部屋でじっくりカメラいじりに最適。骨董品的なレギュラー8カメラ Crown 8 の続きです。
古いカメラにつきもののモルト劣化の対策にかかりました。
ダイソーのすべり止めマットは便利です。以前 OLYMPUS PEN でも使いました。


ボディとファインダーの隙間を埋めるモルトです。本当はリング条に切抜きたいんですが面倒なので手抜きで済ませます。細く切ったマットをファインダーに巻き付けて長さを決めます。
ちょっと引っ張って隙間が出ないように。


接着は瞬間接着剤を微量使いました。


締まり具合の感触は良好。フィット感がたまりません。


ボディに貼り付けるのは工夫しました。
材料箱に椅子の脚なんかに使うゴムキャップがあって太さがちょうどいい感じ。
はみ出した接着剤がいたずらしないようにテフロンテープで養生。


ファインダーの替わりに押し込んでみましたがしっかりフィット。


内側はこうです。


ここに使う接着剤はこれを使いました。たぶんくっつくでしょう。


竹串を使って接着剤を薄く塗りました。


先程のゴムキャップを挿入してモルト代用マットをセット。竹串の尻で満遍なく押しつけてと


待つことしばし。あれを引き抜いて接着状態を確認。しっかりくっついています。
ファインダーを挿入したら、きつからず緩からずでいい感触。


モルトはもう一箇所あります。プレッシャープレートの相手側です。
これは側面の劣化して粉になったモルトを剥がした後です。


こちらに使うマットもカットしましたが厚さが不明なので貼り付けは後にします。恐らく代用マットは柔軟でいくらでも圧縮できるので大丈夫と思いますが、取り付けのときでも作業できます。
ついでにプレッシャープレートも一緒にクリーニング。


ボディは剥がれたモルトのかけらが多数あったのでエアブローで清掃済みです。


このカメラのシャッター開角度が気になって測ったら160度でした。


メカ部は古いオイルとグリスを車の修理で残ったパーツクリーナーで落としました。
新たに注油の必要がありますが、オイルはかなり粘度の高い物が使ってありましたが何を使いましょうかね。古い柱時計はミシン油ですが使われていたオイルの粘度を考えるとエンジンオイルでもいいかな。
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