夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 調整はあっちへ飛びこっちへ飛び

2019-05-28 09:38:36 | Weblog
PROC-2ユニットの1.3Vp-pが一杯に上げても1.1~1.2Vp-pです。気に入らないのでどうにかしようと考えました。


79Eは何台もバラしたので基板はこんなにあります。


この中から予備のPROC-2を出して入れ替えました。


PULSEユニットのCALをON、この基板のTP7,10,13をシンクロスコープで測ると、これは元気が良くて1.3Vに調整出来ました。
Rch


Gch


Bch


これに気を良くしてTP1,2,3の0.4Vp-pを当たると
Rchは0.4Vを超えています。


Gchはほぼ0.4Vです。


Bchもほぼ0.4V。


更に予備のPROC-2を2枚入れ替えてみましたが0.4Vp-pはオーバーしています。そんならどれでもいいや。
お次はGAMMA BALANCEですが、ですが、先にPROCESS-3のGAIN調整が必要です。


PROC-3はOFF SET調整の②から


シンクロスコープで見ながらブランキング期間とVIDEO期間のレベルを調整しました。


RchとGchは前に調整したのでOK。
Bchはこんな状態だったので


PROC-2ユニットのPEDで調整。


平らになりました。


この後で何か違う結果が出るかもとPROC-3基板を入れ替えて同じ調整をしました。結果は同じでした。

OFF SET の⑤は何の事やらさっぱりわかりません。が、波形モニターにGAINというツマミがあって右に一杯に回すとUNCAL MAXになりました。


この状態でGAMMAをOFFにしてブランキング期間とVIDEO期間のレベルを合わせるということかな?
Rchを合わせました。


Gch


Bch


わざとRchの設定を崩してみたら、


こんなことになりました。


PROC-3は次にGAIN調整がありますが何を調整すれば何がどう変わるか、大まかにつかんでからでないと進みません。これもわかりにくい項目です。
背中が汗ばんできました。

気を取り直して午後はPROC-3のGAINその他の調整です。いちいち記録するのが面倒になりました。途中経過は省略。

このわかりにくい説明を頼りにGAINを調整。

これでやっとPROC-2に戻ってGAMMA調整です。


悪戦苦闘の結果、MATRIX OFFでここまで来ました。

R,G,Bを重ねた状態でここまで追い込んだとは大したもんだと自己満足。

先は長いぞ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« HL-79E SHADEを飛ばしてPROC-... | トップ | HL-79E 調整はわからない事ば... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事