GS-1200 の貴重な資料が見つかりました。
無料でダウンロードしましたが全部で97ページあります。
これが欲しかったんです。磁気ヘッド部です。
これが現物。左上が消去ヘッドで右下が録再ヘッドと思われます。奥が1トラック、手前が2トラック。
ここからリード線が出ています。
録再ヘッドの導通を当たってみると1トラックは
2トラックは
抵抗値が違うのは何で?
基板のコネクタは抜いてあります。
少々荒っぽいけど回路図を参考にヘッドの2トラック側の対応部にドライバーを当ててみました。
指を巻き込んだら大変なのでこの写真は再現です。信号ラインの+側は5番に入ります。
繋いであるヘッドホンからハム音が聞こえてレベルメーターが振り切れました。
続いて1トラック側を確認。1トラックの+は7番です。
こちらもハム音と共にレベルメーターが振り切れました。
どうやらアンプ側は正常のようです。専門家じゃないからわかりませんが1トラックのヘッドが壊れた?
だとすると修理は無理!
エルモ社は映写機事業から完全撤退して部品の入手は不可能です。
ここでひらめきました。先日手に入れてベルトを修理した ST-1200D があるじゃないか。
あれを部品取りにしたらどうだろうとヘッド部を調べてみました。
ダメでした。ST-1200D はモノラルなんです。
昔使っていた物は型番が ST-1200 、 "D" はなくてステレオだったような記憶があるんですが思い違いかな。
この GS-1200 に関しては思い込みがあるかも知れないので一時休戦です。