何事も経験です。
ウォーキングで汗が滲んだ後で湧き水を汲んでから風景写真を撮ってきました。
カメラは愛機 Canon EOS20D 。
今回は SEKONIC STUDIO DELUXE で露出を決めてみました。
本来はスタジオで使う露出計ですが状況によって風景にも使えるはずです。
黒姫山麓の開拓地です。1/125 f/14 Photoshop のヒストグラムを重ねました。
黒姫を引っ張って。1/125 f/14
東の畑です。1/125 f/9
道端の笹。1/125 f9
林の下、栗のイガです。 1/125 f/8
同じ林の枯れ葉の間から顔を出していたフキノトウ。 1/500 f/5.6
卑猥にも見える雑木。 1/500 f/5
場所を変えて鳥居川の堤防に咲く福寿草。 1/125 f/11
同じく堤防と向こうの全景。 1/125 f/11
もう一度福寿草。 1/125 f/11
これは失敗です。露出計を太陽に直接向けたらこんな結果でした。 1/125 f/11
カメラ任せならもっと絞り込んで枝がシルエットになったと思います。
写真はほとんど素人、これはりいい経験になったと思います。
入射式露出計は被写体の都合は一切反映されませんから明るいものは明るく、暗いものは暗く写ることを確認しました。
これからは被写体によって設定を "P" と "M" の両方で撮ることにしましょう。
ところで SEKONIC STUDIO DELUXE は便利な機能があります。
目盛りにある赤いエリアは "CINE" 、つまり映画撮影で使うんです。
コレクションにある Arriflex 16S はシャッター開角度 180度、24コマ撮影ですからシャッター速度は約 1/50 秒。
目盛りの 30 と 50 の間の赤いラインはシャッター速度 1/50 なのでこのままで絞りが決められます。
いつかやってみようと考えている 16 ミリはモノクロリバーサルを予定していて感度は ISO200 。
この設定でいけるはずです。これって、Arriflex を想定しているのでしょう。
この露出計でこの機能がないと面倒臭くなります。
話は今日の写真に戻りますが、FinePix S2Pro みたいなパンチの効いた写真になるのではと期待しましたが良くも悪くも見た目のまま。
" 現像パラメータ " でなんとか、いや、泥沼になるのでやめときましょう。