夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

LeicaⅢa 不調の原因解明と編集ラック改良

2021-12-24 15:37:35 | Weblog
LeicaⅢa 不調の原因はシャッター速度切り替えダイヤルの内部のようです。
このカメラはフィルムを巻いてからシャッター速度を決めるんですが、シャッターを切るとこの切り替えダイヤルが元の位置に戻ります。
シャッターの動力は恐らくゼンマイなんでしょうが、寒さでオイルが硬くなって滑らかに戻らなかったのだろうと勝手に判断しました。


今朝も家の中で空撮りしたらあの現象が何度か。
オイルの劣化が原因だろうということでカメラを温めてみました。しばらく石油ストーブの前に置いて生暖かくなったところで窓越しの日差しで日光浴。
結果は何度も空撮りしましたが今のところ快調です。
この件については手元に友人からの預かり物の壊れた Leica コピー版 Nicca 3-S があるのでいずれそちらで機構を調べてみます。


Leica は直ったことにして次の作業、編集ラックに入っている TSG 200 のステーです。


この装置は色々使い道があって便利です。ビデオ機器の調整用標準カラーバーと各種パターンが出せます。


ブラックバーストの他、使うことはありませんがオーディオの標準信号も出ます。


昨日買ってきた金具を加工して


いつものつや消し黒で塗装。


まだ完全に乾いていないけど取り付けちゃいます。


珍しく穴位置がピッタリ。


残りは裏の配線見直しですがまだ接続図が書けていないので保留。これ、ベーカムのコンポーネント信号を扱うので結構面倒なんです。
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