夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

明日は選挙だ! もちろん行くぜ

2019-07-20 16:44:03 | Weblog
明日は参議院選挙。もちろん一家揃って投票に行きます。清き一票を投票するのは選挙区は国民民主党の候補、比例区は山本太郎君です。
自民党、公明党、維新は絶対支持できません。この閉塞した状況を何としても打破しないと日本の未来はお先真っ暗です。テレビで安倍君の顔を見ると血圧が上がるのでチャンネルを変えます。

とにかくメディアの姿勢がここ数年絶望的で、自分たちの役割を放棄したとしか思えません。現状はNHKも含めて単なる営利事業です。そもそもテレビ局のトップが総理と会食するなんて、許されることではありません。安部がヨシモトのお笑い芸人を官邸に呼んだなんて、論外。市民の立場に立って体制を痛烈に皮肉るのが芸人の本来の姿じゃありませんか。最近のお笑いは面白くもおかしくもありません。

次はテレビについて。昔のテレビは骨がありました。先日、YouTubeで蜂の巣城の攻防(ダム建設反対運動)のドキュメンタリー(1964年 日本テレビ)を見ましたが、16mmモノクロの画質が生きていて素晴らしい番組でした。ちなみに監督は大島渚、ナレーションは徳川夢声です。

「反骨の砦」蜂の巣城闘争 日本テレビ1964年


地元の県議選の応援で参議院の杉尾氏が来たときも最近のメディアについて私が突っ込んだら「特にNHKはひどい」と言っていました。杉尾さんがいたTBSもまずい状況ですが。フジはバラエティ専門で話にならないしまともだと思っていたテレ朝も腑抜けになりました。
私はNHKと地元ABN(テレ朝系列)の番組に関わったことがありますが、どちらのディレクターも骨があってテレビを通して感じるのと裏の本音の違いを体感しました。現場はやる気満々なのにトップは局の方針で当たり障りのない番組を作らせているようです。政府の息がかかっているのか忖度しているのか、私は一部のコメンテーターの安倍よいしょのコメントは聞く耳を持ちません。そう、思い出しました。昔、中学の同級会でローカルテレビ局の部長の彼に一人が「今のテレビはどうしてつまらなくなったんだい」と聞いたら彼氏曰く「俺だってわからない」。

いつかも書きましたが、私は4月の県議選で投票所の立会いを経験しました。長時間拘束されて大変でしたがいろいろ見て考えるところがありました。病院から投票した方と介護の人の手を借りて車椅子で来られた方には頭が下がる思いです。引っ越して間もないために投票できないところを急遽役場に行って手続きをして投票された方もいました。それなのに近所の人たちの顔はほとんど見ませんでした。都合よく解釈すれば期日前投票を済ませたのかも知れませんが。
「議員なんて誰がなっても変わらない」とか「選挙なんて興味が無い」のでしょうか。昔、某宗教団体の友人に「このままだと日本が徴兵制になるぞ」と言ったら一笑されました。でも今は誰も笑いませんしその友人も「公明党は何やってんだ」と言う時代です。

「皆さん、ぜひ選挙に行きましょう」なんて言いません。でもね、選挙って結果的に棄権した人が国の将来を決めることになるし責任があるんですよ。
コメント
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