夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 楽しい調整作業が中断の事態

2019-07-18 16:36:01 | Weblog
ヤフオクにHL-79Eが出品されているのを見ちゃいました。けど、あれは見なかったことにしましょう。

今日もひたすら堂々巡りの調整です。入り口の重要なPROC-1Aユニット限定でじっくり取り組みました。

最初にシンクロスコープの校正。これが合っていないと意味がありません。

1Vに合わせました。なにせ古いもので使う都度合わせる必要があります。

何度もいじったPROC-1Aユニットです。


鉛筆の書き込みと共に思い込みは一旦消して改めて調整します。


GAIN調整はゼロに絞り、FLAREスイッチをOFF。


TP3,6,9をシンクロスコープで監視、VR3,12,20でBL期間とVIDEO期間の段差を無くします。

マニュアルのVR番号は間違っています。VR10は12 18は20です。

Rchを調整


Gch


Bch


次はFLAREスイッチをON/OFFしてもBL/VIDEO期間に段差が無いように調整。


FLARE調整期をMIN⇔MAXに変化させても段差ができないように調整。

これもマニュアルのVR7は5の間違いです。

ここまでは順調に調整できました。
Rch


Gch


Bch


今度はSHADE BAL調整です。

これもマニュアルに間違いがあります。VR5はVR9,VR12はVR17です。

マニュアルのような波形ではありませんでしたがVIDEO期間の振幅が大きかったので絞りました。
Rch


Gch


Bch


お次は毎度手こずっているGAIN調整です。

ここにもVR番号の間違いがありますがもう驚きません。

PULSEユニットのCALスイッチを入れますがシンクロスコープは何も表示されません。
慌てることはありません。GAINを上げていくとCAL波形が出てきます。


一旦R,G,B共に0.4Vp-pに調整します。RchとBchは仮調整で、別途グレースケールでGchとレベルを合わせます。(それが大変なんです)
Rch


Gch


Bch


玄関のチャイムが「ピンポーン」
何やら若い営業マンが来ました。コミファ光?。オイオイ、ウチはその関係の話は聞く耳持たないそ!
今まで何回通信回線を乗り換えたことか、もう沢山じゃ。
「いや、そういう話じゃなくて...」
通信業者と携帯業者はみんなで同じ名簿を持っていて順繰りに回しているんじゃないかと疑ってしまいます。
固定電話にかかってくる電話なんて、8割がたセールスってのが実態。母が離れて一人暮らししている身としては電話が鳴るたびに何かあったんじゃないかと身構えてしまう人間もいるんですよ。
神経を集中してカメラの調整をしていたのにやる気がそがれてしまいました。

夕方になってPRE AMPの調整に思い違いがあったことに気が付いてまたやり直しです。
PROC-1Aはマニュアル通りに調整するとどうしても画面が緑っぽくなるので業を煮やしてマニュアルは無視してカラーモニターを見ながらGAINを調整しちゃいました。




いつまでもこれにかかりっきりという訳にもいかないので現状で近いうちに何か試し撮りしてみます。
コメント
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