一休さん

夢づくり工房 一休

大晦(おおつごもり)

2006-12-30 06:03:50 | 雑学

「つごもり」は、「月隠(つきこもり)」がなまったものだそうです。旧暦では、新月の日が一日ですから、月の終わりは月が隠れてしまうという意味で「つごもり」と言ったそうです。そして、一年の最後の日は「おおつごもり」といいました。

同じ字で「おおみそか」とも読みますが、「みそか」は「三十日」ということです。旧暦では、十二月はだいたい三十日まででした。この日の夜は、除夜ともいいます。旧年を除く夜という意味で、百八ある人間の煩悩を除夜の鐘で払って新年を迎えます。

一日を「ついたち」というのは月立(つきたち)が変化したもの。明後日からまた、新しい月が満ち始めるように、私たちの一年も満ちていくのですね。

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