省エネ・遮熱・防犯等ウィンドウフィルム施工日記 窓ガラスで困っている方のために

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防虫フィルム

2006年07月08日 | 紫外線カットフィルム
今日は季節柄、防虫フィルムの問い合わせありました。
毎年この時期は防虫の問い合わせがきます。

虫が飛来する原因は4つあります。
1.照明(明るさ)   ・・・夜間照明に誘引される
2.臭気        ・・・主にハエなど臭いに誘引される
3.気流に乗って混入  ・・・室内が陰圧になっていると隙間風と共に侵入
4.熱(温度差)    ・・・冬季、室内の暖かい空気にひかれて侵入

中でもPCO(Pest Control Operator)と呼ばれる防虫消毒の専門業者でも頭を悩ますのが、光に誘引される飛翔昆虫です。

そこで、お勧めするのがオプトロン防虫フィルム(メーカー:リンテック)です。
虫の誘引阻止効果もフィールド試験で実測済みです。(阻止率50%~80%)

一概に光といっても波長に巾があります。
地球に到達する太陽光線の波長は、約280~1350ナノメートルの巾があります。
その中で虫が好む波長は365ナノメートルをピークとした280~400ナノメートルの紫外線領域です。
虫によって好む波長が違うものの、オプトロンフィルムはとても効果があります。

ただオプトロンの透明タイプは、色つきのものと比べて阻止率が約50%に落ちます。

防虫したいけれど、出来るだけ透明度を保ちたい時は、私は富士フィルム社製の
UVガードフィルムをお勧めします。


このフィルムは透明性を保持しながら、400ナノメートルまでの紫外線を
99%カットします。つまり280~400ナノメートルの波長で寄ってくる虫はほとんど
無くなるということです。
透明フィルムの中でも業界で唯一です。

余談ですが、紫外線が人間の肌の日焼けやしみ、しわ、たわみの原因なわけですが、一般に出回っている紫外線カットフィルムでは、日焼けには効果があっても、しわやたわみまでは防げません。
なぜなら、しわやたわみの原因となる紫外線は380ナノメートル~400ナノメートルであり、
一般のUVカットフィルムは多くても380ナノメートルまでしかカットできていません。
UVガードフィルムは正にその点で唯一、画期的なフィルムだといえると思います。

長くなりましたが今日はこの辺で。
今年はカメムシが多いそうで、いなくなってくれとまでは言いませんが、
あの臭いはいつ嗅いでもたまりませんね。
くんくん病の私としてはカメムシは天敵です。

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