省エネ・遮熱・防犯等ウィンドウフィルム施工日記 窓ガラスで困っている方のために

ガラスフィルムに関わる出来事や専門的な情報をアップします。

防虫フィルム

2010年05月14日 | 紫外線カットフィルム
ブログの更新が滞っておりました。
前回、防虫フィルムについて書くということでしたので、少しふれておきたいと思います。
虫が室内へ寄ってくる原因はさまざまです。におい、光、気流、温度など。。
中でも光(紫外線)は大きな要因の一つといえます。ただ、同じ紫外線でも虫によって好む波長が違います。防虫フィルムにも透明のものから、グレー色・ブラウン色・シルバー色・グリーン・オレンジといろいろあります。透明で効果がしっかり出る場合もあれば、グリーンなどの色つきのものを採用しないとちゃんとした効果が表れない場合と、あります。
まわりの環境、その地域に多い虫の種類などにもよることが考えられています。
そのような中、防虫フィルムというのは、特に食品などを扱う工場でかなりの量が貼られています。

以上。

 
庭にて。


施工前 施工後 
既存のサッシにダイノックシートを貼って、新築っぽくしました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、劇的に良くなりました!


それでは良い週末を!


紫外線

2010年04月27日 | 紫外線カットフィルム
早いもので4月ももう少しで終わりです。
これからどんどんと紫外線が強くなってきます。
毎年そうなんですが、これからの時期は防虫対策フィルムの引き合いが多くなります。
今度防虫について研究をしているかたの話を聞きましたので、次回は防虫について少しお話をしようと思います。



自宅にデスクとチェァーを調達しました。
デスクはニ○リで、椅子はネットで少し奮発して買いました。
これで自宅でも仕事(?)ができるようになりました。
椅子の座り心地は抜群で、あしたのジョーを短時間で完読できました。
大人になって読むと、子供のころと違った感動がありました。

総商HP

今年最後の朝礼

2009年12月22日 | 紫外線カットフィルム
総商では毎月第一・第三月曜日の朝に朝礼を行っています。
昨日は今年最後の朝礼でした。
建築業界、自動車業界ともに不況の中、総商の社長は変わらず前へ前へと進んでおり、常に未来のことを考えている姿を見て、素晴らしいなあという思いを持ちました。
こういった会社の方向性を共有する朝礼の精度を、来年はもう少しあげたいと思います。

こちらは営業会議で、毎週土曜日の朝にやってます。
今年は会社全体での勉強会や会議も少しずつできるようになり、来年も継続していきたいです。

今年もあと少し、体調整えて頑張っていきましょう。

省エネ・遮熱フィルムの㈱総商

紫外線カットフィルム

2009年02月21日 | 紫外線カットフィルム
今週は初めての人に会うことが多く、出会い、の一週間でした。
同時に事務仕事になかなか手が回らなく、会社の事務員さんたちに、いつもなんですが今週は特に助けられました。

こちらは養護施設ですが、4月から紫外線を体に浴びられない病気を持った方が入ってくるので、紫外線カットのフィルムの依頼で現場調査をしてまいりました。
JIS規格でいう紫外線領域は280ナノメートル~380ナノメートルと表記されています。
しかし、本来は400ナノメートル強までが、皮膚をはじめ人体などに影響があるとされています。

ポリエステルフィルムのほとんどが紫外線カットの効果があります。
それは、ポリエステルフィルムの内貼り用の表面はハードコート(傷つき防止のコーティング)がされていて、そこへ太陽光(紫外線)が直接あたると、セロテープを長時間放置するとパリパリになるように、表面に不具合を起こしてしまいます。そこで、一般的な内貼り用フィルムの粘着剤の中にUV吸収材が入っており、フィルム表面のハードコートまでUVが到達しないようになっています。
そのハードコートを防ぐためのUV吸収材なので、一般的に約360ナノメートル前後のUVしかカットしておりません。

当社で販売しているエステフィルム(透明)は紫外線領域410ナノメートルまでカットし、一般で言われている紫外線カットフィルムとは大きく異なります。
ただ、今回紫外線に当たることができない病気というのが、どこの領域までカットしてなければいけないかを確認してから、工事にあたる必要があります。

紫外線防止を第一目的に考えている時は、一言に紫外線99%カットといってもどこの領域をさしているか確認する必要があるかもしれません。

当社HPはこちら⇒エステフィルムの㈱総商

PS:今回は短く書こうと思ってましたが、少し長くなってしまったです。

ブログを始めて2周年

2008年09月27日 | 紫外線カットフィルム
昨日、私のブログを初めて見たという兄(私に兄は3人いますが、3番目の兄)から電話があり、2年間分今見てるよと言われ、ブログを始めて2年になったことに気づきました。
みなさんに見てもらえるおかげで続けられたと思うと感謝です。
改めてがんばりたい。

フィルム施工ですが、当社の近所の文房具屋サンで商品が紫外線でやけてしまうということで、窓ガラス及び蛍光灯に紫外線対策を施しました。
     
窓ガラスには透明で紫外線100%カットのエステフィルム(透明でUV100%カットは他にはありません)を貼り付け、蛍光灯には蛍光管スリーブ(同様の紫外線カット材が練りこんであります。)をカバーしました。
完璧です。

紫外線カットと併せて、窓ガラスの飛散防止と蛍光灯の飛散防止も兼ねるので、工場などでも活躍します。

  
こちらは某食品工場で、ほとんどのガラスに紫外線100%カットのフィルムを施工しました。目的は食品工場なので防虫、貼ってない窓ガラスを見るとたくさん虫の死骸があり、こりゃいかんと思いました。
きれいに貼れて工場長にも喜んでいただきました。

当社HPはこちら⇒紫外線カット・エステフィルムの㈱総商

PS 明日は久しぶりの早朝野球です。雨や、建築試験の勉強などでなかなかご無沙汰してしまいました。全打席ホームランを狙って。。。


紫外線120%カット 車に施工

2008年06月14日 | 紫外線カットフィルム
前回のブログでも紹介しました、紫外線領域410NMまでカットするフィルムを車に全面施工いたしました。



通常のカーフィルムよりも厚いフィルムのため、少し水抜けが悪かったですが、きれいに納まりました。



フロント部分(運転席・助手席含む)は道路交通法により、可視光線透過率(透明度)が70%以上ないと、現状車検は通りません。
透明なので問題はありませんが、念のため測定器で測定したところ、すべて80%前後ということで合格していました。

このフィルムは透明でありながらすべての紫外線をカットするということで、最も多い引き合いとしては、食品会社の工場などで防虫目的として使用されることが多いです。

本日も某大手食品会社の工場に同じフィルムを施工しに行ってます。

今回は前述の通り、目の病気で紫外線を浴びることが出来ないとのことでの施工でしたが、今後、紫外線あるいは、今回の工事はあまり関係がなかったですが、電磁波の問題というものは避けて通れない分野と思いますので、惜しまず勉強していきたいと思います。


当社HPはこちら→紫外線100%カットフィルム・電磁波カットフィルムの㈱総商

すべての紫外線をカットするフィルム

2008年06月07日 | 紫外線カットフィルム
紫外線は夏よりも春先のほうが多いといわれています。
今の時期も外に何時間かいるとすぐ日に焼けてしまいます。

お客様から紫外線カットのフィルムの問い合わせは良く来るのですが、先日、眼の病気で紫外線をまったく浴びてはいけない方から問い合わせがあり、当社で扱っている紫外線波長領域280nm~410nmまでカットするフィルムを紹介したところ、すごく喜んで頂き、どうにかして波長領域410nmまでカットできるものが欲しかったとのことでした。
通常世間で売られているUVカットは360nm前後までカットするもので、ものによってはもう少し低いものもあります。

一般的なUVカットであればその程度でいいのかもしれませんが、特別な病気だとか、特別な思い入れのあるものをUVから守りたいというのであれば、断然前者のフィルムをお奨めいたします。

その方に色々お話を伺ったところ、結構紫外線を浴びてはいけない病気で困っている方は多く、ますますこのフィルムを認知して頂く必要があるなあと感じました。

ただ、このフィルムはとてもいい商品なのですが、値段が少し高いです。ほかの治療費などに結構かかってしまうとのことでしたので、今後数多く出て、少し金額も抑えられるようになればいいし、医療用に限っては保険扱いできたらいいなあとも思いました。


当社HPはこちら⇒紫外線100%カットフィルムの㈱総商


紫外線100%カットフィルム

2007年04月19日 | 紫外線カットフィルム
4月なのに寒い日が続きました。

先日、昔の恩師に声を掛けていただき、店舗のショーウィンドウにフィルムを施工させて頂きました。



ここはある着物屋さんで、紫外線での商品の色やけを防ぎたいのが希望でした。
(施工者は1級技能士の上田君です)

1反数十万円以上するものもあり、オーナーさんの強い希望がありました。
そこで、今回は透明でありながら紫外線領域400nm(ナノメートル)までを100%カットする唯一のフィルムである、UVガード(メーカー:富士フィルム)を施工いたしました。

食品工場や大手デパート飲食売り場のショーケースなどに多く使われているフィルムです。
紫外線カットの透明フィルムでは最高のフィルムです。


いずれにしろ、今回わざわざ声を掛けて頂きとても嬉しく、感謝いたします。その時は毎日のように結構強く怒られていましたが、今思えばとてもありがたい事でした。

来月にも同様に、防虫目的で工場に紫外線カットのフィルムの施工が予定されています。
今後ますます、改めて光の波長とフィルムの密接な関係が注目されていくと思います。


駐車場の屋根にフィルム貼り

2006年10月19日 | 紫外線カットフィルム
昼は暖かく、朝晩は冷え込み友人の一人はのどをやられました。

さて、先日は駐車場の屋根にフィルムを施工しました。


駐車場の屋根のガラスというと、ガラスが割れたときの落下防止のために多くの場合網入りのガラスが施工されています。

今回もそうで、表面がざらざらしている、網入りの型板ガラスでした。
型板ガラスには基本的にフィルムは施工できないので、つるつる面、すなわち屋根の上から外貼り用のフィルムで施工しました。

型板ガラスについて・・・基本的にざらざら面には貼れませんが、一部のメーカーで型板ガラス用の防犯フィルム(のり厚を厚くしてある)を出しています。内側からどうしても貼りたいときは、防犯用限定ですがそのフィルムになります。
あとは、ガラスを一度はずして反転させてつるつる面を内側にもってくるしかありません。

ちなみにですが、型板ガラスでの防犯テストはされていないので、CPマークはつきません。しかし、糊厚も厚く、経年とともに糊が浸透していって強度も上がるので、とても効果的だといえます。

今年の4月から住宅性能表示制度の10項目に防犯性能が加えられ、自然と防犯フィルムの出荷量も増えているのを感じます。


年末に向け空き巣犯罪も増えてくるので、近々防犯フィルムキャンペーンをやりたいと思います。


防虫フィルム

2006年07月08日 | 紫外線カットフィルム
今日は季節柄、防虫フィルムの問い合わせありました。
毎年この時期は防虫の問い合わせがきます。

虫が飛来する原因は4つあります。
1.照明(明るさ)   ・・・夜間照明に誘引される
2.臭気        ・・・主にハエなど臭いに誘引される
3.気流に乗って混入  ・・・室内が陰圧になっていると隙間風と共に侵入
4.熱(温度差)    ・・・冬季、室内の暖かい空気にひかれて侵入

中でもPCO(Pest Control Operator)と呼ばれる防虫消毒の専門業者でも頭を悩ますのが、光に誘引される飛翔昆虫です。

そこで、お勧めするのがオプトロン防虫フィルム(メーカー:リンテック)です。
虫の誘引阻止効果もフィールド試験で実測済みです。(阻止率50%~80%)

一概に光といっても波長に巾があります。
地球に到達する太陽光線の波長は、約280~1350ナノメートルの巾があります。
その中で虫が好む波長は365ナノメートルをピークとした280~400ナノメートルの紫外線領域です。
虫によって好む波長が違うものの、オプトロンフィルムはとても効果があります。

ただオプトロンの透明タイプは、色つきのものと比べて阻止率が約50%に落ちます。

防虫したいけれど、出来るだけ透明度を保ちたい時は、私は富士フィルム社製の
UVガードフィルムをお勧めします。


このフィルムは透明性を保持しながら、400ナノメートルまでの紫外線を
99%カットします。つまり280~400ナノメートルの波長で寄ってくる虫はほとんど
無くなるということです。
透明フィルムの中でも業界で唯一です。

余談ですが、紫外線が人間の肌の日焼けやしみ、しわ、たわみの原因なわけですが、一般に出回っている紫外線カットフィルムでは、日焼けには効果があっても、しわやたわみまでは防げません。
なぜなら、しわやたわみの原因となる紫外線は380ナノメートル~400ナノメートルであり、
一般のUVカットフィルムは多くても380ナノメートルまでしかカットできていません。
UVガードフィルムは正にその点で唯一、画期的なフィルムだといえると思います。

長くなりましたが今日はこの辺で。
今年はカメムシが多いそうで、いなくなってくれとまでは言いませんが、
あの臭いはいつ嗅いでもたまりませんね。
くんくん病の私としてはカメムシは天敵です。