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ブログ版 雪たんけん館 ~雪の学びを世界の子供たちへ~

雪の総合的な学習に役立つHP『雪たんけん館』とリンクして、北海道各地の雪情報や冬に関係するエピソードをお伝えします。

雪の学習1時間目

2012年12月22日 10時54分18秒 | 雪学習

朝日新聞社の取材を受けました。

小学校での雪の教材化の実践事例の紹介です。

本校の総合的な学習の時間…「Let’s雪タイム」

本時は1時間目で、雪のことについてみんなでいろいろと話し合いました。

大人が思っている以上に子どもは雪が好きです。

「スキーやスノーボードができる」

「楽しいイベントがある」

「雪景色がきれい」など、たくさんの意見がでました。

そこで、子ども達と雪を中心としたウェブマップづくりをしました。

そこから見えてきた視点は

「スポーツ」「遊び」「イベント」「正体」…そして「困るもの」

楽しいものである半面、大人は困っている人が多いという意見も多かったです。

子ども達の話し合いで意見が分かれたのが、雪はいつ誕生するのか?

雲の中でできる…まではいいのですが、「雨から雪へ」、「雪から雨へ」で議論が白熱しました。

そんな中、ある子がつぶやいた「雪の結晶」

「先生、雪ってきれいな結晶なんだよね」

「そうだ!みたことある!」

といった感じで、話は雪の正体を突き止める方向に。

まずは、雪を観察したいということで、雪たんけん館HPで観察の仕方を確認し、

みんなでグラウンドにでました。

そこで、ルーペとベルベット板をもって観察…。

とてもきれいなんですが…

「先生、中には結晶らしいものがあるけど、大部分はくっついて固まっている感じ」

と子ども達。

教室に戻ってから、活動をふり返りました。

結晶を見るためには

「降ってくる雪」「雪の状態」「気温」「湿度」など条件が必要なんだ…

と子どもたちなりに課題を見つけていました。

 

雪の正体をさぐる…

これは3学期の学習になりそうです。

2時間、みんな脳みそフル活用で取り組みました!

私自身も、楽しく授業することができました。

 

でも、雪をみると、子どもはみんなこうなります。