ブログ版 雪たんけん館 ~雪の学びを世界の子供たちへ~

雪の総合的な学習に役立つHP『雪たんけん館』とリンクして、北海道各地の雪情報や冬に関係するエピソードをお伝えします。

問題です

2006年08月25日 21時45分33秒 | Weblog
この写真を見て考えましょう。

この写真を撮ったのはいつ頃でしょう。
1 朝
2 昼
3 夕方
その理由も教えて下さい。

では方角はどちらでしょう
1 手前の窓が東
2 手前の窓が南
3 手前の窓が西
4 手前の窓が北
5 この写真では分からない
その理由を二点教えて下さい。
みなさんがほかに気が付いたことを教えて下さい。
(家に関してです)

種明かしと今後の展開は後日のお楽しみ。


テレビ見ましたか?

2006年08月21日 23時43分18秒 | Weblog
やはり北海道にいるからには駒大苫小牧の熱戦の話題に触れないわけにいきません。
昨日の決勝戦は実に道民の半分がテレビで応援をしていたようです。
今日の再試合もかなりの視聴率になったのではないでしょうか?

さてさて、札幌では今日から二学期が始まりました。
それに合わせたわけではないでしょうが、テレビに気がつきませんでしたか?

そう!
冬のCMが始まったのですよ。
スタッドレスタイヤ・融雪機などなど・・・。

まだまだ残暑が厳しいですが、確実に季節は移りゆくのです。
私たちの季節が近づいてきましたよ。


あ!申し遅れました。
本日よりブログを担当させていただきます(ま)です。
(ゆ)先生から引き継いで楽しいブログにしていきたいと思います。
皆さんの気づいた「冬」についてコメントくださいね。

屋根の話

2006年08月17日 21時43分08秒 | Weblog
 三つも書き込みがあってびっくり!
 面白いですね、いろいろなアイデアがでています。
 ちょっと屋根の話を進めましょう。
 札幌では、この写真のような三角屋根の家を見かけます。「落とす」屋根の家です。
 雪を落とした場合に、トラブルが発生することがあります。私が10数年前に住んでいたアパートは、小道を挟んだ向かいの家の屋根から雪が落ちて、冬になると部屋の窓が途中まで雪に埋もれました。窓の外を、通勤通学の人の足が通るのです。
 これくらいなら笑い話ですが、雪が隣家の敷地に落ちるとしたら、これは穏やかではありません。つまり、隣家とのトラブルを避けるためには、雪を落とすスペースを確保しなくてはならないのです。
 では、もし、屋根の雪が落ちないとしたらどうでしょう。狭い敷地でも屋根の雪を気にしないで家を建てることができます。
 箱形の家は、三角屋根の家よりも密集して建てることができる。
 これは、街の景観に関係してくるのではないでしょうか?
 雪の少ない(ない)地方の皆さん、豪雪地帯の皆さん、どうでしょう?
                                 (ゆ)  
 
 

1枚の写真から組写真へ 3

2006年08月15日 22時30分13秒 | Weblog
 前回の「まつだ」さんのコメントをご覧下さい。
 (ゆ)の考えは、まだまだ教師の知識先行で子供の発想になっていない!ということです。授業力が低いな。
 まず、対象は札幌の6年生。家庭科の「住まい」の単元を更に「雪国の住まい」として発展させたいです。
 次に、「平らな屋根では雪が積もるんじゃないか」という問題に気づかせるための手立てが必要ですね。
 屋根の雪下ろしで、死者が出るという新聞記事。
 どのくらい降るのか、積もるのか、雪下ろしをしないとどうなるのかといった情報の交換。
 そして、「平らな屋根なのに、雪をどうするのか」という予想。
 例えばこういう手順を踏まないと、写真が生きてこないのではと考えました。
                                 (ゆ) 


1枚の写真から組写真へ 2

2006年08月13日 10時34分39秒 | Weblog
 冬の屋根の写真に、何を組み合わせるか。
 例えばこの写真は、同じ場所からとった夏の写真です。
 遠くの方に三角屋根の家が並んでいます。これが、降る雪を積もらせずに「落とす」パターンであることは、すぐに分かりますね。
 次は真ん中の屋根。中央部に向かって、両側から屋根が傾斜しています。真ん中の溝は、雪が解けた水を流すためにあります。つまり、この屋根は、積もった雪を「解かす」パターンなのです。
 では、何の熱で解かすのか。それは次の問題です。
 そして一番手前の屋根。ちょっと左から右に向かって傾斜していますが、ほとんどフラットな屋根です。これは、融かさずに「飛ばす」パターンです。
 つまり、屋根の「雪下ろし」を少なくするために・あるいはなくするために、札幌の家には三つのパターンがある、ということが、この一組の写真から分かるというわけです。
 さて、これを授業にすると、どんな提示、どんな発問の組み立てが必要になるでしょう。ここからは、授業力の問題ですね。
 今年は、これで冬ズバを作ろうっと…
                              (ゆ)

 

1枚の写真から、組写真へ

2006年08月12日 11時20分45秒 | Weblog
 『写真 冬ズバッ!』NO,32に、この写真があります。
 「札幌の家のひみつ」を1枚の写真から考えさせようというのです。
 見せたい所は、屋根。この写真の中には、降雪に対応した3種類の屋根があります。屋根の形は、「まちづくり」にもつながります。
 ところが、このままでは発見のある授業にはなりません。佐藤正寿先生の言葉を借りるなら、「子供が考える材料がない」のです。
 ここで、夏セミナーの堀田先生のアドバイスを思い出しましょう。
 すなわち、「1枚の写真から、組写真へ」です。
 どんな写真を入れるか。(次回に続く)
                             (ゆ)

夏セミナー、終了!

2006年08月03日 21時43分47秒 | Weblog
 二日間にわたる雪プロ夏セミナーは、大成功のうちに幕を閉じました。
 今まで雪たんけん館を見たことがない、雪の学習なんてしたことがない、そんな先生方が、雪の授業をしてみようと思ったり、講師の先生方との高密度なお話に刺激を受けて帰っていただけたなら、スタッフ一同こんなうれしいことはありません。

 二日間の様子は、私が紹介するよりも講師の先生方のブログをご覧下さい。そこからも学べます! 

堀田先生ブログ
http://horitan.net/

佐藤先生ブログ
http://satomasa5.cocolog-nifty.com/jugyo/

笹原先生ブログ
http://blog.livedoor.jp/sasatto/
                            (ゆ)

夏セミナー、いよいよ明日!

2006年08月01日 08時16分38秒 | Weblog
 夏セミナー、いよいよ明日になりました。
 参加申込をされた皆様、中島公園の見えるライフォートでお待ちしています。
 小学校、中学校の教員を中心に、札幌市雪対策室の方、今 教員を目指した戦いの真っ最中という方、様々な参加者が一緒に学ぶセミナーです。
 すでに授業作りのワークショップ担当者の中では、「宮の森の除雪を題材に」「英語の授業を」「越冬野菜で」などなど、新鮮で具体的なネタが飛び交っています。模擬授業の希望者がだぶって、やりたくてもできない事態もあるかも…
 授業力のアップに、トレンドの教育情報をつかめるように、そして教師という仕事をもっと楽しむことができるように、スタッフ一同も熱い二日間を盛り上げます!
                                 (ゆ)