ブログ版 雪たんけん館 ~雪の学びを世界の子供たちへ~

雪の総合的な学習に役立つHP『雪たんけん館』とリンクして、北海道各地の雪情報や冬に関係するエピソードをお伝えします。

エベレストへの道 ⑧

2008年02月29日 21時20分04秒 | 雪たんけん館
標高8750mから山頂(8848m)までの「最後の登り」です。

 「神様は、なぜこんなに厳しくも美しい道を
  エベレストの直前につくったのだろうか・・・」

一歩進んでは10回深呼吸をする・・・
その連続で、山頂はいっこうに近づいてきません。

しかし、歩くしかない。立ち止まったら死んでしまうから。

 「歩くことは、生きることなのだ」

     Takeshi Kodama



エベレストへの道 ⑦

2008年02月29日 21時12分45秒 | 雪たんけん館
標高8700mから振り返った景色です。

2ヶ月以上山の中にいて、毎日「見上げていた山々」が、
ここから見ると「大地の“小さな”凸凹(デコボコ)」に見えます。

360度の地平線が心なしかゆるやかなカーブを描いているように見えて、
僕は「宇宙から地球を見ている」ような錯覚(さっかく)にとらわれました。

    Takeshi Kodama

エベレストへの道 ⑥

2008年02月28日 18時39分48秒 | 雪たんけん館
標高8000mの最終キャンプで、アタックの準備を整えているところです。

8000mを越えると、空気の濃度は平地の3分の1以下。
そこにいるだけで体力がおとろえ、やがて死んでしまう厳しい場所です。
ほとんどの登山家は酸素ボンベを使います。
僕が着ているスーツは、
8000m以上の場所で使うと暑い、その名も「八千メートルスーツ」といいます。

     Takeshi Kodama

エベレストへの道 ⑤

2008年02月28日 18時32分18秒 | 雪たんけん館
午前4時、空が明るくなり、太陽が昇ってきました。
それまではカメラを出すのも面倒なくらいに疲れていた僕も、
その美しさに、思わず写真を撮っていました。

これまでの人生で一番美しい朝日でした。
これからも、これ以上の朝日には出会えないかもしれません。

      Takeshi Kodama

エベレストへの道 ③

2008年02月27日 18時27分15秒 | 雪たんけん館
標高5350mのベースキャンプの先に、
大きく立ちふさがる第一の関門「アイスフォール(氷瀑)」。
ここをはしごやロープを工夫して使いながら進んでいきます。

時々、アイスフォールのどこかで氷が崩壊(ほうかい)します。
自然の中で、人間の力はちっぽけです。

     Takeshi Kodama

エベレストへの道 ②

2008年02月26日 21時17分51秒 | 雪たんけん館
これが、世界最高峰エベレスト(8848m)です。

写真を撮った場所は、
カラパタールというエベレストの展望台として有名な場所です。
ここでも標高が5500mあるのですが、
さらに富士山(3776m)を登るくらいの標高差があるのです。

エベレストのあまりの大きさに圧倒されてしまいました。

      Takeshi Kodama



エベレストへの道 ~はじめに~

2008年02月26日 21時06分24秒 | 雪たんけん館
ビッグ・ニュース!です。

プロスキーヤーの児玉 毅さんのご厚意で、
05年にエベレストへ登頂した時の写真を五夜連続で公開いたします。
コメントは、児玉さんによるものです。
ぜひ、学級の子どもたちにも紹介してください!!

尚、この貴重な写真は児玉さんご自身のものですので、
2次利用等のないようにご注意ください。

     管理人 oga☆east

雪のおはなし発表会

2008年02月24日 13時59分25秒 | 雪たんけん館
23日(土)、サッポロファクトリーで、
札幌市雪対策室主催の「雪と暮らすおはなし発表会」がありました。

会場には市内の小学生が出品した壁新聞や作文、絵や習字などが掲示され、
ステージでは発表(プレゼンテーション)が行われました。

雪国の子どもらしい視点の作品や発表にとても感心しました。

       oga☆east