ブログ版 雪たんけん館 ~雪の学びを世界の子供たちへ~

雪の総合的な学習に役立つHP『雪たんけん館』とリンクして、北海道各地の雪情報や冬に関係するエピソードをお伝えします。

Niseko Avalanche Information

2013年03月10日 10時24分05秒 | 雪知識

今日も、大荒れの道内。

予定されていたスノーイベントも中止が相次いでいるようです。

先日も、吹雪による犠牲者が出たばかり・・・道内の皆様、車でのお出かけにはご注意くださいませ。

そして、これからの季節、スキー&スノーボードを楽しむ方達には、雪崩にも、十分ご注意ください。

ニセコでは、「ニセコ雪崩調査所」が毎日なだれ情報を出しています。

今日は、さすがに全ゲートが閉じられていますし、あいにくの風雪で山頂までもたどり着けないですが・・・。

雪による事故が、増えないことを願っています。


積雪 515cm!!

2013年02月22日 21時46分40秒 | 雪知識

降雪量を調べていると必ず目にとまる場所があります。

それが、青森県酸ヶ湯(すかゆ)。

酸ヶ湯は、三百年も昔から開かれていた山の温泉宿で、十和田八幡平国立公園の北部、八甲田の主峰大岳の西麓に位置する、標高約九百メートルの清涼な高地にあります。(酸ヶ湯温泉HPより引用)

まぁ、そんな山奥の高地なのだから、積雪量が多いのも、納得ですが、2月21日に、観測史上最も深い積雪となる515cmを記録しました。

2月22日付朝日新聞朝刊より

 

酸ヶ湯は、気象庁が観測を行っている全地点の中でも、群を抜いていつも1位!!

ということは、この515cmというのは、日本の観測史上最も深い積雪と言えます。

スゴすぎます・・・

 

 

 

ちなみに、この酸ヶ湯温泉がある場所の住所が、また、スゴいんです!

ぜひ、リンクからとんで見に行ってみてください。(^-^)

WT@倶知安


倶知安からの雪便り 6号

2013年02月07日 21時47分22秒 | 雪知識

連日、倶知安からわたなべがお届けしています。

今日は、道内でも屈指の豪雪地帯「倶知安」について、紹介します。

 

今日12時現在、札幌市の積雪は、78cm。

それに対して、倶知安町は、154cm!札幌の約2倍です。

朱鞠内 188cm、音威子府 182cm、幌糠 177cm、幌加内 160cmについで、現在道内第5位をキープ中です。

累積降雪量は、692cmで、幌糠を抜いて、第4位!今日の授業では、体育館で692cmを実際に見てみました。(中央の青いテープ)

子ども達からは、「え~~~~~~」と感嘆の声があがります。さらに驚くべきことは、昭和45年の記録。

  最大積雪量      3.12m(昭和45年3月25日)

  シーズン降雪量  20.19m(道内不動の記録)

この時の画像が、コレ ↓ 

わかりにくいのですが、町中が雪で埋まってます・・・

興味のある方は、倶知安町HP 雪対策室「豪雪豆知識」をご覧ください。

 

WT@倶知安

 

 


さっぽろ雪まつりボランティア報告②

2013年02月03日 22時27分10秒 | 雪知識

それでは、ゆきまつり雪像作りのボランティアとして参加している

雪プロ特派員M先生からの貴重な写真と現場レポートです!どうぞ!! ASA

雪像製作用?スコップ。もちろん雪像のために特殊加工しています。これならザクザク掘れます。

正面玄関の仕上げ。ここのお手伝いをさせてもらいました

正面の文字を彫っています。道具はノミを使います。

正面玄関の柱です。段ボールと木でつくった枠に、雪を詰め込んで作ります。

仕上げ用のネタ(中山峠の新雪)と削り出し用ののこぎり

道具の数々。のこぎり、ゆんぼう(ノミ)水平器などなど

ネタ作り。中山峠の新雪を手前の器に入れ、水を加えてその日の気温に応じた硬さのシャーベットにして、雪像に貼り付けます。

製作隊員のみなさん。昨日の暖気のせいで、これから急ピッチで仕上げ作業です。

以上です!

きっと素敵な豊平館ができることでしょう~!

M先生!お疲れ様でした~!


とびだすポップアップ絵本「雪の結晶」

2013年01月16日 21時53分33秒 | 雪知識

2012年の9月に、ステキな本が出版されました。

この冬、書店の冬コーナーで、目にされた方も多いのではないでしょうか?

開き具合で刻々と変わるポップアップ絵本は、子どもだけでなく、大人も魅了されます。

ぜひ一度、お手にとってみてはいかがでしょうか?

WT@蘭越


黒い雪

2011年04月18日 01時24分51秒 | 雪知識

札幌市の除雪や排雪した雪の行き場は以前にも紹介しましたが
このように市内の「雪たい積場」へ運ばれ、大きな山となります。
さて、この雪山は現在どうなっているかと言うと…

こんな感じです。
だいぶ解けてきていますが、まだまだ大きな山です。
中に混じっていた土が表面残って、また、土埃などで、とにかく真っ黒になります。
雪はいつも白なわけではないのです。
さて、ぜんぶとけてなくなるのはいつごろかな?
ASA


川霧

2011年01月26日 23時19分25秒 | 雪知識

今朝の通勤中。霧がすごく出ていました。でも、一部だけで、なんだかつながっている感じです。


わかりますかね?防風林の裾を縫うように、霧が流れています。


で、霧…水蒸気…もしや! と思いカーナビを見たら、川でした。近くを発寒川が流れていました。
川霧というんですね。調べてみると…
【川霧】(コトバンク)
川の水面付近に発生する霧。水温が気温より高い場合に生ずる蒸気霧の一種。夜間の放射冷却で気温が低くなった空気が,弱い風で水面付近に運ばれると,水温が高いため水面から盛んに蒸発する水蒸気が冷却し,再び凝結して霧粒となる。

蒸気霧といえば、北海道の川霧ということでした。うーん…無知でした。
ごめんなさい。もしかしたら、間違ってるかも…
ASA