ブログ版 雪たんけん館 ~雪の学びを世界の子供たちへ~

雪の総合的な学習に役立つHP『雪たんけん館』とリンクして、北海道各地の雪情報や冬に関係するエピソードをお伝えします。

雨降りの翌朝

2006年02月27日 21時15分02秒 | Weblog
 「雪たんけん館」のブログなのに、「春よ来い!」みたいなことを3回連続で書いてしまいました。そこで今日は、「雪はいいな~」という話を書こうと思ったのですが、そうもいかないようです。
 今日は雨降りの翌朝。気温が下がったために、道路はあちこち凍り付いて、この冬で多分一番滑りやすい状態になってしまいました。
 早速、学校の砂袋をかかえて通学路に撒きに行きましたが、すれ違う子は「先生、3回も転んだよ」「家の前は歩けないよ」などと話していました。
 子供だけでなく、お年寄りや買い物などの荷物を持った人も通る道です。(もちろん、そうでない人も通ります。)冬に強い「まち」って、どんな「まち」だろう。そんなことをちょっと考えさせられた朝です。
                         (ゆ)

 

雪が解けるのは…

2006年02月26日 22時37分01秒 | Weblog
 札幌は、この一週間でずいぶん雪が解けました。
 今月初めにはあんなにたくさんの雪があったのに、ひょっとしたら雪解けは結構早いかも…
 今日は午後から雨が降っています。
 ところで、春に向かって一番雪がよく解けるのは、
1、天気が良くて春の日差しが降り注いでいる日
2、春一番のような温かい風が強く吹いている日
3、今日のように雨が降っている日
のうち、どれなんでしょうね。
 これも雪の先生にきいてみようかな…いずれにしても、春が待ち遠しいこの頃です。
                        (ゆ)

春の息吹

2006年02月22日 23時19分45秒 | Weblog
 暖かい日が続いた札幌。
 朝、校門で3年生の女の子が、「先生、春だよ」
 そう言って差し出した手袋の先には、青い葉が一本ありました。
 校庭の芝生も、除雪機が入った所は、ほんの少し土が顔を出しました。
 春は、確実に近づいていますね。
                     (ゆ)

2月のマウント・キタク

2006年02月19日 22時00分54秒 | Weblog
今日のマウント・キタクの様子です。
1月とそんなに変わらないように見えるでしょ。
でも、2週間ほど前にピークを迎えた後、徐々に低くなっているんですよ。今日も
暖かくて、またほんの少し低くなった感じです。
春は、確実に近づいています。
                        (ゆ) 


「冬ズバッ!」を作る 3

2006年02月18日 20時47分25秒 | Weblog
(まつだ)さんにコメントをいただきました。ありがとうございます。
「関東では、西は嫌われる」というのが面白いですね。
 実際に授業をして、子供から「札幌の家は、南に窓を造らないんじゃないか」という予想が出たらどうすればいいでしょう。
 まず、「なぜそう考えるか」を問うことが必要です。単なる想像でなく合理的推測をさせることが大切だからです。ここで、経験とか常識とかいう「知識」が働きます。
 次にどうするか。
 札幌の子であれば、「帰りによく見てご覧」がいいでしょうね。
 道外の子であればどうしましょう?! こういう時こそ、「雪たんけん館」や雪プロジェクトを活用してもらうとうれしいですね
                       (ゆ)

「冬ズバッ!」を作る2

2006年02月16日 22時07分46秒 | Weblog
 おとといの雪庇の続きです。
 いろいろな問いが浮かびます。また、雪の降らない地方の子供にも使える授業にしたいものです。
 あの写真から、まず「屋根にのっているものは何ですか? 屋根からぶら下がっているものは何ですか?」という確認は必要。
 家の向きを問うとどうなるでしょう。
 光の当たり方から、雪庇の側が東、または南のどちらかです。南だとすると、窓があまり目立ちません。家の南側には、もっと大きな窓がつくはずです。だから雪庇は東側に着いているはず。
 高学年なら、このようなことを推測させたいです。
 では、雪庇は家によってバラバラの方向にできるのでしょうか。それとも、近所であれば同じような方向にできるのでしょうか。
 写真にあるように、雪庇のできる向きは決まっています。私の家のご近所さんは、みな東側にできているのです。これは、雪庇のできる原因が「風」であるという予想につながります。
 では、この雪庇ができた日の天気は、どんなだったでしょう?

 こんな授業を考えてみたのだけれど、いかがでしょうか。
                           (ゆ)
 



沖縄とのテレビ会議

2006年02月14日 22時53分32秒 | Weblog
 昨日の記事には、早速(まつだ)さんよりプランが寄せられました。
 雪庇調べから校区内の危険マップを作って全校に知らせようという授業案です。一つの事実から、身近な所に調査を広げて発信に結びつけるプランは、確かに考えられますね。(まつだ)さん、ありがとうございました。
 さて、雪庇のことは、もう少し暖めておいて、今日は沖縄と交流している画面の写真です。
 左側の大きな画面は沖縄の映像、右の小さい画面はこちらがどのような映像で向こうのテレビに映っているかのモニターです。今日、別のクラスで試みた交流では、「沖縄では、台風の時は外に出ないんですか?」「出ますよ」えーっ!「看板とか、飛んできませんか」「きません」などと面白い会話ができたそうです。
 こんな交流も、続けられると楽しいです。
                          (ゆ) 

「冬ズバッ!」を作る 1

2006年02月13日 22時38分48秒 | Weblog
 雪の研究会が成功裏に終わりました。 
 会場の様子はのちほど誰かに書いてもらうとして、「雪」を取り上げた実践の広がりに向け、また一歩踏み出した会でした。
 「写真冬ズバッ!」は、一枚の写真から誰でもすぐに授業が出来るコンテンツです。そのまま自分でクイズのように見ることもできます。
 その写真でどんな質問をするか考えることが、その人の授業力のバロメーターにもなるし、また授業力を高める研修としての意味も持ちます。(堀田先生の指摘)
 今日載せた写真は「雪庇」の第二弾です。これで、「冬ズバ」を一枚作りたいと思います。皆さんが学校の先生だとしたら、これでどんな質問を考えますか?

雪の研究会まで、あと12時間

2006年02月09日 22時06分45秒 | Weblog
 いよいよ雪の研究会が明日と迫りました。
 お天気が心配されましたが、講師の堀田龍也先生も無事札幌へ到着です。

 残念ながら学級閉鎖のため、予定されていた附属札幌小学校3年生の皆さんの授業を見ることは出来ませんが、かわりに附属小学校の先生に模擬授業と提案をしていただきます。
 午後は予定通り、写真を使った模擬授業、沖縄との交流授業の三元中継、そして堀田先生の講演と続きます。
 
 遠くからお越しになる皆さん、どうぞお気を付けていらして下さい。そして札幌近郊の皆さん、会場にはもう少しだけ余裕があります。より多くの方々のご参加をお待ちしています。
                         (ゆ)
 

雪祭りよりおもしろい雪の研究会

2006年02月07日 22時06分16秒 | Weblog
割石です。
第4回の研究会が金曜日に迫ってまいりました。
総合的な学習の時間が導入されてはや数年。
北海道で雪がトレンドになっている!
とは言い切れません。
雪プロジェクトがやらねば!
ということです。
皆様、金曜日がんばりましょう。
(まだ模擬授業案ができていませんが・・内緒です)

超多忙な堀田先生が、講師としてきていただけることを
最大限にいかしましょう!。