今日はスキージャンプ原田選手の引退試合でした。
別に大倉山に行ったわけではなくテレビでの観戦でしたが
スキージャンプなんていう競技は遠い国の出来事でした。
そもそもスキー自体が日常にないスポーツでしたので、
ジャンプはオリンピックのときにテレビの中でやる競技です。
それが札幌に来ると年始は毎週ジャンプがあるというのだから
驚きです。
実際大倉山に行ってみました。
ジャンプのスタート地点はテレビで見るように選手の表情など見えず
豆粒くらいに人が見えてゼッケンすらも見えません。
そんな山の上から滑り降りてきて一瞬消えたかと思うと大空へ
飛び出して、こちらに向かって飛んでくるのですから迫力満点です。
着地のときはものすごい音を立ててスキーが滑ってきます。
西武球場で東尾のしょんべんカーブを見た後に郭泰源の剛速球を見ると
急速の違いが分かりますが(うっ・・・歳がばれる)スキージャンプは
誰が飛んでくるのかわかりません。
でも見ていて楽しいスポーツだなというのが正直な感想です。
その一時代を築いた原田選手の現役最後のジャンプが今日でした。
競技人生28年というのですから努力は人一倍だったのでしょう。
彼が競技を始めたころ生まれていない選手のほうが多いのかもしれません。
ひとつのことを持続することはそれ自体大変なことです。賞賛に値します。
でも最前線で戦い続けることは大変を通り越して異常なことなのかも
しれません。賞賛では言い尽くせないものがあります。
国民に感動を与え、夢を与えがんばってきた彼に対して心からお疲れ様と
言いたいです。
人の姿から学ぶものは多いです。
一流のスポーツ選手でも、普通に生活している人でも見習うべきは見習い
少しでも自分のために吸収しながら人間を大きくしていきたいものです。