鴉よ闇へ翔べ (小学館文庫) | |
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小学館 |
物語は史上最大の作戦の1944年6月6日の10日前の5月28日から始まります。
冒頭から引用
第二次世界大戦中、秘密任務を帯びた50人の女性が、スペシャル・オペレーション・エグゼクティブによってフランスに送り込まれた。
彼女たちのうち36人は戦争を生き延び、残る14人は命を落とした。
史実にもとずいた話となっています。
お色気あり、ゲイやレズの当時のタブーとされているものや、拷問シーンは目を覆いたくなるエグさがあるので注意でが、ドイツ将校と女スパイのダブル主人公で両方の登場人物の視点で物語が進んでいき、よりスリリングな展開で700ページ以上の大作もあっという間にエンディングを迎えます。
海外ドラマの原作にしても面白いと思いました。
ケン・フォレットと翻訳 戸田裕之のコンビは最高だと思いました。