チャーチル閣下の秘書 (創元推理文庫) | |
クリエーター情報なし | |
東京創元社 |
ドイツがイギリスに空爆を開始する前後の話を織り込みつつ、イギリスの首相となったチャーチルのもとでタイピストとして働くことになったマーガレットをめぐる陰謀の話です。
当時のイギリスの模様が詳細に描かれていて、ストーリー展開の邪魔に感じる面もありますが、なかなか面白かったです。
暗号の話は、元の実話があるそうで、すごいなとおもいました。
チャーチルにまつわる本を少し読んでみようかと思いました。
私の好きな小説、鷹は舞い降りた はチャーチルの誘拐計画をめぐる話です。
冒険小説の傑作ですので、興味のある方は是非。