はーちゃんdays 2

春から大学生(仮)と高校2年生の二人の子供の父親。本を読むのは遅いです。絵本も好きです。

チャーチルの人となりと第二次大戦中のロンドンが垣間見れる小説

2015年05月18日 | 買った本、読んだ本
チャーチル閣下の秘書 (創元推理文庫)
クリエーター情報なし
東京創元社

ドイツがイギリスに空爆を開始する前後の話を織り込みつつ、イギリスの首相となったチャーチルのもとでタイピストとして働くことになったマーガレットをめぐる陰謀の話です。
当時のイギリスの模様が詳細に描かれていて、ストーリー展開の邪魔に感じる面もありますが、なかなか面白かったです。
暗号の話は、元の実話があるそうで、すごいなとおもいました。

チャーチルにまつわる本を少し読んでみようかと思いました。
私の好きな小説、鷹は舞い降りた はチャーチルの誘拐計画をめぐる話です。
冒険小説の傑作ですので、興味のある方は是非。