終末期医療の現場で働く人たちの話である。
癌になることによって、寿命は確かに短くなるのだが、寿命が解ってからの一日一日の密度、濃度の濃さはすごいと思う。
薄まった人生を歩むのか、濃ゆい人生を歩むのか?それは正直わからない。
死を実感することによって、悟りをいち早く開くことができるのだろうと思った。
頑固で悪態をいつもついている老人に対しても、優しく、丁寧に関わっているスタッフさんは偉いと思った。
こちらが親切に対応していても、爪を立てたり、噛んだりするような、老人には正直、して欲しくないなら介護しなくてもいいんだな(怒り)の感情が沸きがちなんだが、、
もっと相手の訴えていることに耳を傾けてみる、頭ごなしにダメというのはダメなんだと思いました。
とても丁寧な描写で、わかりやすく、自分が介護の場にいるような臨場感があり、とてもためになった本でした。
理想の死、やらすかな死を迎えることが難しい日本であることも肝に銘じたいと思いました。
少しそれますが、
少なくとも自分自身、家族が点滴まみれ、胃瘻増設状態、吸引痰で苦しむ寝たきり状態での死を迎えることないように、その状況になんの感情も湧かない人間にはなりたくないと思いました。
こちらも終末期にいかに過ごすかを考えさせられる本ですので、興味のある方はぜひ。
女性はいろんなことを考えて生きているとおもいました。
サイン本で読みました。
ちょっとした仕掛けもあって、引き込まれて一気読みしました。
幸せとは?
自転しながら公転することなんだとおもいました。
父親に対するさまざまな感情を抱えた少年のはなし。
泣けるはなし?ではないと思うが、ニューヨークに行ってみたいと少し思った。
霊が見える人は本当にいるんだろうか?
グランド0で霊が見える人は、広島ではどれだけの霊をみるのだろう?