温故知新 来年のカープ優勝を初夢で見るために!!

	スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
	クリエーター情報なし
	角川書店

この文庫の中に「江夏の21球」が収録されています。久々に読み返しました。僅か23ページの中にどれだけ濃密なドラマを入れとんや~といつ読んでおもいます。
1979年のこのシーズン、江夏は9勝5敗22セーブ・・・日本シリーズ 第7戦 7回小雨の中、江夏はマウンドへ・・・9回ウラにドラマが・・・江夏だれ?っていうカープ女子の必読短編にして欲しいです。

江夏の自伝には、あのときどれだけ古葉監督に怒っていたかが書いてあります。ちょっとおとなげないような・・・日本シリーズが終わって古葉監督といっさい言葉をかわさなかったそうです。しかも翌年の開幕戦がある日に、監督室に行き「去年の日本シリーズの出来事に僕は納得できないから、きょうの試合は帰ります」と言ったそうです。監督も大変です。

	左腕の誇り 江夏豊自伝
	クリエーター情報なし
	草思社

野球人生のすべてが、もちろんカープにいた３年間も記されています。

初夢は優勝じゃなく江夏の夢を見そうですね。
読んでくれた皆さんもよいお年を!!

これでは一年を締められず。もう一冊読みたくなる ミステリー。

	その女アレックス (文春文庫)
	クリエーター情報なし
	文藝春秋

週刊文春ミステリーベスト10、このミステリーがすごい! で1位!?

内容は語れば語るほどネタバレになります。
そういう意味ではナンバー1のミステリーなのでしょうか？
本作はシリーズもので、前作があるようなのですが、翻訳されてません。
前作があった方が、登場人物（刑事さんの方）に感情移入できやすい？のではと思いました。

個人的には女性が監禁されるミステリーという意味では
特捜部Q 檻の中の女
こちらの方が最後まで読んでこの一年を締めるのに、気分よく来年に繋げられる気分になれます。

しかし、一気に読ませることは間違いないのは確かです。読めば読むほど?となり、つづきが気になります。ラストはそれでいいのか?!というのが私の感想です。

美人ハリウッド女優を主役に映画化されることを期待します。

その女アレックスの前作 Travail soigne (丁寧な仕事) 作者のデビュー作が早く翻訳されることも期待します。

PON DE LION お~きなはっぱ、み~つけた。

おそらくmister Donutで買った?もらった?絵本、飛び出す絵本です。発行が2005年の本です。


飛び出す絵本は我が家にはこの1冊しかありませんでした。

解説のところに、
ポン・デ・ライオン
じぶんを ひゃくじゅうのおうと おもいこんでいるおとこのこ。
おなかが すいたら、たてがみの ポン・デ・リングをもっちもっちと たべる。

アンパンマンが自分の顔を食べて飢えをしのぐようなものでしょうか?

正しい暮らし方読本を読んで、今年をふりかえる。

	正しい暮し方読本
	クリエーター情報なし
	福音館書店

33もの正しいⅩⅩのし方が解説されてます。読み聞かせには向かない絵本です。
その中の一つから引用しました。

正しい本の読み方
よくわからない本をずっと読んではいてはいけません。本はがんはって読むものではありません。

おもしろくない本をずっと読んではいけません。本は無理して読むものではありません。

無理して、がんばっても読んだほうがいい本は一生のうちに150冊ぐらいしかありません。

五味太郎にとっての150冊はどんな本なのだろう。
そして自分はどれだけ読んだほうがいい本に出会えたのだろうか?これからも出会えるだろうか?

我が家はルパンブーム？！

	奇巌城 (講談社文庫)
	クリエーター情報なし
	講談社

こどもの冬休みの宿題に親子読書というのがあります。もじ通り親と子が同じ一冊の本を読んで、親は子供の読んでいるときの様子や、何故この本を親子で読もうとしたのか?などを本の感想を踏まえて書いて、その下に子供が感想を書いて提出します。夏と冬に出される宿題なので、今回が8回目で(父親の担当なので)少しかわった本にしようと思いこちらの本にしました。
小学4年生にも比較的よみやすく、面白かったようです。娘はマンガで少し内容の半分を知っていたのもあります。
そちらのマンガがこちら、

	怪盗ルパン伝 アバンチュリエ(3) 奇巌城・上 (ヒーローズコミックス)
	クリエーター情報なし
	小学館クリエイティブ

このシリーズは全部で5冊出ています。奇巌城の上巻の位置付けで、まだ下巻は出ていません。漫画より先にこちらの奇巌城で結末を知った娘でした。

私は今からよみます。逢坂剛の奇巌城。