人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

アール・ヌーヴォーのガラス展

2015年07月18日 19時34分23秒 | 展覧会・イベント
アール・ヌーヴォーのガラス展


出典:アール・ヌーヴォーのガラス展 

第1章:パリ
アール・ヌーヴォー期のパリのガラスにおける最大の特徴は、東アジア美術の影響を色濃く反映した作品にあります。中心人物であったウジェーヌ・ルソーは、『北斎漫画』の発見者、フェリックス・ブラックモンと、日本の多色木版画をもとにした陶器セットをデザインしています。

第2章:アルザス=ロレーヌ地方

エミール・ガレやドーム兄弟に代表されるアール・ヌーヴォー期のガラス芸術を育んだのは、フランス北東部のナンシーを中心とするアルザス=ロレーヌ地方でした。 古くから手工業が発達し、森林資源や鉱物資源に恵まれた土地はガラス制作に適しており、豊かな自然は東洋美術の影響と結びついて、作品の発想源となりました。 マイゼンタールの歴史あるガラス工場ブルグン、シュヴェーラー商会は、ガレが自身のガラス工場をもつまで密接な協力態勢でその制作を支え、なかでもデズィレ・クリスチャンは重要な役割を果たしました。ルイ・エストー、ポール・ニコラ、ミュレール兄弟らは、ガレのもとで働いたのちに独立し、動植物を自然のままに表現するガレの様式に多くを学びながらも独自のスタイルを探求しました。
ドーム兄弟のもとでは、アンリ・ベルジェやジャック・グリュベールをはじめとする個性的なデザイナーたちが、花や風景を主なテーマとするドームの自然主義的な作風の確立に貢献しました。


挑戦者とカメラマン(妻)
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