未来へ

　昨年を振り返りますと、５月、７月に転倒する事故があり、１１月には子供がよく感染するマイコプラズマ肺炎に大人になった私が感染してしまい、
会社を休むという出来事がありました。
　５月、７月に転倒する事故で一人歩きが不安になって歩くことができなくなりました。マイコプラズマ肺炎以降は、更に、歩く時、転びやすくなってしまい、一層、歩くことができなくなってしまいました。
　
　でも、毎日、会社に行かなくてはなりませんので、最寄り駅まで、行き、帰りにはタクシーを使っての通勤する事態になってしまいました。
歩くと、また、転んでしまう、怪我をするとういう思いが先行して不安な気持ちになり臆病になっていました。
一人で歩けるという気持ちを強くすれば、歩けるのに、歩行力があるのに昨年後半は自信喪失の状態になっていました。

　自信喪失の状態を自分なりに分析しますと、思えば、今まで無理なく出来ていた事がだんだんと歳とともに体が言うことを聞かずに出来なくなって行く老化現象が進行したのでした。肉体はもう二十歳頃のような若い体では無くなっていたのです。

　大晦日の日は歩き納めで新宿に出かけました。最寄駅まで、行き、帰り、タクシーを使わないで頑張って歩いてみました。歩行速度は遅くはなりましたが、最寄り駅まで歩くことができました。頑張れば歩ける歩行力があるのに、転ぶのを怖がっいた自分に気が付きました。
いつの間にやら挑戦者でなくなってしまっていたのです。

　さて、今年は私にとって節目の年です。セカンドライフが始まります。セカンドライフには、厳しい現実が待っています。
病院に入院中、退院前に作業療法士の先生から言われた”転んだら、何度でも立ち上がりなさい！！”という言葉が思い出されました。私の”LA VIE EN ROSE”計画を成功させるには、この言葉のように”転んだら、何度でも立ち上がる！！です。

　ところで、日本人の平均健康年齢は７０歳と言われています。そして、日本人男子の平均寿命は、８０歳と言われています。
　この統計で行くと、私に残された元気でいられる健康時間は１０年しかないです。


◆ “ローズガーデン”

２０１５年５月に出勤する為に玄関ドアを開けると一輪のバラが目に飛び込んできました。その美しさに感動して、会社に行くのも忘れて、しばらく見とれてしまいました。
２０１１年８月に脳卒中で倒れ、障碍を持つ体となって、これまで、さまざまな出来事があり暗い日々でしたが、この一輪のバラの美しさが私達の運命を変えてくれました。
そして、一昨年１２月２５日に狭小住宅の敷地内に、夢見た、憧れの” LA VIE EN ROSE（バラ色の人生）”という名の“ローズガーデン”を造園しました。

　もし、病気に倒れずに健康な体で普通の生活をしていたら、日々の単調な生活に埋没して一輪のバラの美しさに気が付く事もなく、“ローズガーデン”を造園することも無かった事でしょう。
　そして、定年になっても、定年後やる事が見つからずに取り合えず再雇用の道を選んで、愚痴とかぼやきでの惰性の老後生活に埋没して認知症が進行して行って天国に行く。とういう道になっていたと思います。

　病気に倒れ、障碍を持つ体になった事は不幸な事ですが、バラ栽培が、これからの定年後の私達のライフワークの一つになったと思うと障碍を持つ体になった事がすべて不幸では無かったのかな？と今は思えるようになっています。

◆ 今年の私の言葉は、“過去から未来へ”です。

私は、２０１１年８月に脳卒中で倒れ、障碍を持つ体となって、今日まで、さまざまな出来事があり暗く長い道でした。
今年は、すべての事は過去とします。過去は終わった出来事として、２０１７年は未来の始まりの年としたいと思っています。
”未来”の始まり。すべてをリセットして、私に残された元気でいられる健康時間：１０年は、健康で明るい”未来”の１０年を楽しみたいと思っています。


　これからの１０年は、やってみたい事、やらなければならない事がたくさんあります。“過去から未来へ”は新しい生活が始まるという気持ちを表しています。
今年は、心は、“二十歳の原点“でスタートをさせます。
そのために１月１日からまた、今年も挑戦です。


　記録

天気：　晴れ
最高気温（℃）[前日差]　14℃[0]
最低気温（℃）[前日差] 4℃[0]
体調：体が重い、硬い
血圧：
訓練：　近所周りで歩行　１ｋｍ


『星と太陽と青空に願いを』

　審査が無事にパスしますように
　家族が健康で安全で平和な日でありますように。
　私の体の障害が治りますように。
　悪いことが起きませんように。
　明日は今日より良いことがありますように
　幸福が来ますように

　訪問者の皆さんが健康で安全で平和な日でありますように。


挑戦者とカメラマン（妻）