ゆいのじじ日記

大好きな渓流釣りとガーデニングをエロチックに楽しむエロエロ爺の日記

12/09/05 見直されつつある琴似発寒川

2012-09-05 08:55:29 | 河川環境情報だよ~
9月1日(土)晴天ではあるが湿度が高く 爺にとっては息苦しく嬉しくない日であるがTOKIさんと約束していた事もあり迎えに行く

向かった川は琴似発寒川支流「みやぎの沢川」 

此の川の上流に二基の砂防ダムがバブル期に造られ 

枯れ葉の堆積物から発生する悪臭がひどく20年以上工作物を見る事さえなかった

二基ある内の一基に今年の冬期間中にスリット工事が成されたとの情報を入手したので

此の目で確認の為にTOKIさんに同行をお願いし此の日となった

林道入り口に車を止め 林道を歩くが息苦しく10m歩いて3分の休憩を繰り返すが 

時間ばかり過ぎ目標地点まで行くには半日が過ぎてしまう

気使ってくれるTOKIさんにお願いし 一人で目標地点に行って貰う事にした

林道入り口から約300mで川を渡り 更に約1キロ先に一基目の砂防ダム更に300m先に二基目が君臨

爺もTOKIさんの後を追うが川にたどり着くだけが限界



鉄骨が剥き出しになり壊れたままの橋

川にたどり着いて10分ぐらいだろうかTOKIさんが汗を流しながら戻ってきた

写真を見せてもらうと確かにスリットにされた砂防ダムが映し出されていた

二基目のダムにスリットが施されていた

思うに 二基目の土砂を一期目で受け止める為に二基目にスリットを入れたようです

この事は 近いうちに担当行政に聞く事にする

一基目のダムにもスリットが入らなければ 魚の往来が以前と変わらないままで終わってしまうから・・・

時計を見ると11時前 このまま帰るのも物足りない感じで・・・

TOKIさんがしばらく行っていなかった川を覗きに行く事に決定

小樽市内を流れる「かつない川」以前は山女魚や岩魚も生息していたがどうなんだろうか?

残念ながら ウグイすら確認出来ず 確認出来たのは「川カジカ」のみ 

下流域が三面護岸された為に全く魚の住めない川となった事と 

辛うじて残されていた岩魚も残念ながら釣人により釣つくされてしまった結果であろう

次なる川を覗く「あさり川」

ダムが出来てからしばらくの期間 岩魚や放流された虹鱒が生息していたが

今回は全く其の姿を確認出来なかった 10年以上前までは爺が所属する団体で山女魚を放流していたが

若い人達に引継ぎする事も出来ず残念ながら支部を解散



近年になり河川ごとに遺伝子の違いを前面に出し始め一部の研究者達が「放流が悪い」と

どうなんだろうか・・? 爺達も本心放流などしたくはない 

本来ならば掛けなくとも良いお金と労力をかけてまで苦労をしながらの放流

「全く 馬鹿げた事をやっている」に過ぎない

人々が生活する上での河川工事であれば それは優先課題である事は言うまでも無い事

しかしながらバブル期には「日本改造列島論」などと赤字国債をふんだんに使い

本来ならば やらなくとも良い事までも予算を付けし天下り企業を通し

行政発注工事に群がる建設業者に甘い汁を舐めさせ おまけに業者の接待と称し飲み食い

其の名残が現在でも新聞紙上で賑わいをみせている

横道に逸れてしまったが放流を行わなければ何れ 塞き止められた河川から魚の姿が消えてしまう

それでも放流が悪いのか 釣り人達に釣を止めなさいとでも言いたいのか・・・

「放流を止めましょう」と言っている人達は何処まで 河川工事を発注している行政に対し意見を述べているのか?

行政に対し意見を言うと自分達の研究費が出にくくなる 等と考えて居るのだろうか

それとも河川に生息する生物が少なくなる事で研究費の増額を期待しているのか

ちょっと過激な言葉になってしまったが とにかく遊魚に対する行政側の遅れが現在に至っているんだから

釣り人は団結して行政に対し強く意見の言える立場に立たなくてはならないと思うのは爺達だけなのだろうか・・・

釣雑誌9月号(ノースアングラー)に内水面魚場管理組合での管理釣り場の事も書かれていたが

内水面魚場委員会での決め事をそのまま適応させるのも可笑しな事で

釣り人は釣ってはならない魚を釣る目的で釣る人も中にはいるかもしれないが

常識人達は禁猟魚以外の魚を求めて釣をするが 

同じ湖に生息している魚を選んで釣る事等出来ないんだから 

禁猟期を設けている管理釣り場ならば禁猟期間のある魚が入っている湖は

其の期間だけ全面休止にすれば良いのではないでしょうか

それとも降海する事の無い陸封となっている魚なんだから全面解禁にするとか・・


         砂防ダム・治山ダムの悪影響

  釣り人として今一度再確認する必要があるのではないか

『北海道の砂防ダム・治山ダム』 http://hokkaidosabo.blog.fc2.com/ をご覧下さい









 

























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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です。 (梅太郎)
2012-09-06 11:41:05
全く同感です。
最近サケマスの河川毎の遺伝子の相違が言われていますが、これは放流事業から何年もたってからの話で遅きに失した感はありますね。
今、原発の関係でダムが焦点になりそうなのが怖いですネ
襟裳、厚岸漁組あたりで盛んにやられている森に緑をの運動が大事だと思います。
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纏める事の難しさ (梅太郎さん)
2012-09-07 09:22:15
コンニチは  やっと秋空になってきましたね

爺になると暑さにも寒さにも 何よりも●●にも弱くなり人生の終末を感じるようになってきています(^^)

漁組により考え方に違いが出ていますが 自ら汗して努力しなければ前に進む事の出来ない現状・・・

二日前に道庁にて会合があり 其の席上でチラッと遊魚規正(ルール)に触れたのですが

ある団体の代表から規正やルールをこれ以上設けるなとの意見

道としても現状維持も覚束無い状態なのでと それ以上の進展無し

此れだから何時までたっても北海道の大切な資源となる 

内水面や海が自然に近い状態まで戻す事が出来ないのでしょうね
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>ゆいのじじさま (土魚あらため戦闘員A)
2012-09-26 18:01:08
サンルダムが再稼動間近のようで、ショッカーは次のターゲットを虎視眈々と狙っております。
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苦闘 (土魚あらため戦闘員Aさん)
2012-09-27 08:26:41
後世の事など真剣に話し合う事も出来ず 目先の巨大人参にに目がくらんでしまった関係者達・・・・・

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