ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

恒星間探査行か、銀河探求行か。

2008-10-03 | 映画
ギャラクシー・クエスト」(Galaxy Quest)

以前から気に掛かっていたのだが、いまさらレンタルする気にはならず、かといって買うのも微妙な値段で逡巡していた「ギャラクシー・クエスト」を780円で発見。早速見ました。

テーマ音楽と小さいフレームの中で始まる本編(当然テレビ画面か、スタンダードサイズのスクリーンに上映されているという見立てかと思ったら案の定で、ファン・コンヴェンションでの上映会という始まり!)です。まずまずの出だしから、すぐに引き込まれました。

マニアックだねぇ。ティム・アレン扮する現在のジェイソン・ネズミスが、なんともかんとも。ウイリアム・シャトナーに見えてしまうあたりも素敵だ。

シガニー・ウィーバーが演じる、胸の谷間しか取り得がないグエン・デマルコ。アラン・リックマン演じる、自称演技派俳優アレクサンダー・デーンのトカゲ頭メイクも素敵で、「グラブザーのハンマーに賭けて……云々」とかいう台詞も「長寿と繁栄を(リブ・ロング・アンド・プロスパー)」みたいで嬉しくなる。

そんな彼らが現実の宇宙紛争に借り出される設定もよい。
可愛い顔して実は凶暴な宇宙人もよい!
また、テレビ・シリーズに基づいて作られたという実物宇宙船の内部でのトラブルに対処するため、ジェイソン・ネズミスが通信機でマニアを呼び出すシーンに、は喝采せずにいられなかった。

まあ、そんなお間抜けさんも、そうはたくさんはいないと思うが、私同様に未見のお間抜けトンチキさんは、ぜひ今すぐに御覧なさい!