湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 黄色い花が咲いたツワブキ(石蕗)

2014年10月25日 09時38分16秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
庭のあちらこちらにツワブキの黄色い花が咲いて
います。

ツワブキは葉に光沢があることから
「ツヤバブキ(艶葉蕗)」とも呼ばれるそうです。





九州では春に出る新しい葉柄(*)を山菜として
食用にする方も多く、
佃煮(この料理を「キャラブキ」といいます)など
にして食べます。

子供の頃は山菜や煮物などは好物でありません
でしたが、ツワブキの煮物だけは好きでした。

 * : よく知りませんでしたが、地上に出て
    いる花茎以外の部分が "葉" だそうです。
    これまで私が茎と思い込んでいたのは、
    葉の一部である "葉柄" だったのです。


ツワブキの煮物のことで、
小さい頃に近くの山へツワブキを採りに行った
ことを思い出しました。
山道から少し雑木林を分け入った斜面に、
疎らに差し込む陽を浴びて沢山生えていたように
おもいます。

恐らく誰かが所有する土地であったでしょうから
"採った" ではなく "盗った" ことになります。

昔は山菜採りなどに関しては地主も鷹揚な対応
でしたし、たとえヤカマシモン(熊本方言)の
土地であったとしても、とっくに時効でしょう。