遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

秩父34箇所めぐり(その8) 

2013-05-21 10:54:31 | 水彩画
(水筆ペンと固形絵の具、画用紙は100円ショップで買った148X210mmのスケッチブック)

 秩父巡礼六番札所卜雲寺から八番札所西善寺に向かう途中で見かけた景色

◎養蚕の時代の形式を残した民家
 秩父は昔養蚕の盛んな土地。四番から五番に向かう途中には小さいが織姫神社も見られた。しかしながら、群馬でよく見られた、屋根に小さな屋根を付け風通しを良くし、屋根裏(二階か三階)で蚕を飼育する建物の残りは、ここまで殆ど見られなかった。ここに来て、初めて養蚕の名残の建物を見ることが出来た。


◎武甲山御嶽神社里宮
 武甲山はヤマトタケルの伝説の地で、景行天皇の皇子・日本武尊が東征したおり、山頂に武具を埋めて関東鎮護としたとされている。山頂近くに本殿があるようで八番札所近くは里宮。小振りの本殿は神輿を縦長にしたような特異な形をしていた。


神楽殿は新しいが、ここで年二回神楽が舞われるとのこと。この神社のすぐ傍には、秩父絹発祥の地「城谷沢の井」が史跡としてあった。


 (続く)

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1 コメント

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ヤマトタケル (iina)
2013-06-24 11:12:08
ヤマトタケルは、ロマンですね。

中尊寺でお邪魔させていただいた (もののはじめ)のiinaでした。

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