遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

目黒散策ー1(5分間スケッチ+水彩毛筆)

2013-01-27 16:00:24 | 水彩画
 50年前上京し最初に暮らした目黒周辺を、散策し写真を元にスケッチ。散策は、目黒駅から山手線の外側を目黒川沿いに中目黒までを歩いた。先ず立ち寄ったのは、行人坂にある大円寺。狭い境内に多数の石像などのある寺。更に五百羅漢寺を過ぎて、目黒不動へ。江戸の水源地の一つだったのだろうか、小さな滝が有名とのこと。絵は目黒不動の山門。(以下続く)



(序に)
 当時住んだのは山手線の中、町名は何と”長者丸”。閑静な高級住宅街に有った県の学生寮。ご近所からは、常に胡散臭い目で見られていた。約1年で退寮したが、高速道路が出来るということで寮も多摩の田舎に移った。その頃は、都会が珍しく、東京の昔を訪ねようという気にはならなかった。今になって、東京の昔を訪ねてみようと歩き始めている。

平泉毛越寺(淡彩画)

2013-01-18 14:32:20 | 水彩画
 三ヶ月ぶりの淡彩画。場所は昨年夏に訪れた平泉毛越寺の常行堂。1732年の創建。気になることは二つ。先ず、毛越寺で”もうつうじ”と読むのは何故、二つめは、中尊寺ほど有名でないし訪れる人も少ない。初めて今回毛越寺を訪れたが、派手さは無いが庭園と建物には、何故か心を魅かれた。ひとは、金色堂に惹かれるのだろう。自分は、並んで見せられる金色堂より、毛越寺の落ち着いた雰囲気のほうを買いたい。

南千住から北千住散策(5分間スケッチプラスα)

2013-01-15 15:29:34 | 水彩画
 2012年12月12日、南千住から北千住まで散策。(何故下手な絵を描くかといえば、折角街歩きをして色んなものを見ても記憶から直ぐ逃げてしまうので、それを防ぐため、スケッチをして記憶を確実なものにしているようだ。)
 今回のスケッチは南千住の駅から北千住の千住宿までの散策途中で見かけた建物など。墨だけでは面白くないので何か工夫はと思っていいたら、画材屋で、「日本の伝統の色 あかしや水彩毛筆」を見つけたので試み三色買って色を付けてみた。今一だが、短時間で描くにはまあ良いか。

<南千住駅前 小塚原刑場跡の首切地蔵>
 吉田松蔭等が処刑された場所が、今は観光地とは。


<南千住スサノウ神社と北千住の勝専寺(赤門)>
 形代(かたしろ)や子育て祈願の絵馬(人間が描かれているのだが絵馬というのかな)など商売気を感じたスサノウ神社。北千住の赤門は勝専寺。


<旧千住宿の日光街道沿いに残る旧家>
 江戸時代というよりの昭和の臭いを感じた建物。