東名高速道近く、綾瀬市のはずれにある五社神社。名前からすると近所の五つの社を纏めた神社だろうと思うのだが、参道右側に小さな屋根。その下に何と言うことも無い石が祀られている。説明には、昔ヤマトタケルが東征の折、ここに立ち寄り座ったとある。この近くには古東海道が走っており、東征にはこの道を歩いたと言われているので、有り得ることかとも思われる。ヤマトタケルは二世紀初頭の人物。それにしても2000年近くの間も良く伝承されたものとは思う。実在の人物では無いと思うが、ロマンが感じられる場所。それにしても、何故、この辺に住んでいた人は、このような話を作り上げる必要があったのだろうか。その方にも興味が引かれる。