遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

愛蘭土旅行シリーズ その27 アラン諸島イニシュモア島にて

2017-01-29 08:09:22 | 水彩画

  アイルランド・アラン諸島イニシュモア島の廃教会。丘の上に残る三千年以上前に造られた古代遺跡ドン・エンガスからの帰り道、海岸傍で見かけた。この島には16世紀以前に建てられ、今は廃墟になっている教会の外壁が何カ所かで見られたが、この廃教会はそんなに古くない様だ。この国の教会城塞等は、石造なので、廃墟になると外壁だけが残っている姿をよく見かけた。

(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:チューブ入り不透明水彩絵具&固形不透明絵具(HOLBEIN)))


愛蘭土旅行シリーズ その26 アラン諸島イニシュモア島にて

2017-01-24 10:09:59 | 水彩画

 アイルランド・アラン諸島イニシュモア島キルロナン村郊外で見かけた馬車とアパート。馬車は船着き場近くから古代遺跡のドン・エンガスへの観光客を運ぶ乗り物。道は農道のような狭い道路のため、行きは山沿い、帰りは海岸通りを通る一方通行。
 複雑な馬車の構造を描写するだけの腕が無いので、少々変。見たとおりに描写する力を付けないと。
(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:透明水彩(HOLBEIN)))


愛蘭土旅行シリーズ その25 アラン諸島イニシュモア島の民家

2017-01-21 08:46:11 | 水彩画

 アイルランド・アラン諸島イニシュモア島キルロナン村郊外で見かけた民家。住んでいるのかどうか不明だが、茅葺(?)の屋根はアイルランドの代表的な古民家。海岸から少し離れた丘の上の民家なので住民は漁業でなく放牧で生活の糧を得ていたのだろうか。

(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:透明水彩(HOLBEIN)))


愛蘭土旅行シリーズ その24 アラン諸島イニシュモア島のキルロナン村その2

2017-01-14 09:20:47 | 水彩画

 アイルランド・アラン諸島イニシュモア島フェリー港のあるキルロナン村。この島を訪れた日は時々日の出る曇りで、空はどんより。この国では、緯度の割には冬でも気温は低くならないが、このようなどんよりした日が多いとのこと。この後、丘の上の古代遺跡に登ったのだが、この天気なので、少し汗をかく程度で楽だった。

(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:透明水彩(HOLBEIN)))


愛蘭土旅行シリーズ その23 アラン諸島イニシュモア島のキルロナン村

2017-01-11 14:07:25 | 水彩画

 アイルランド・アラン諸島イニシュモア島フェリー港のあるキルロナン村。イニシュモアとはゲール語で「大きな島」の意とか。波止場から見たこの村の建物は新しいものが多い。観光だけの産業のこの島。本土の人たちが別荘としてか建物を買っているという。
 この島は、この国の第一国語ゲール語が通じる地域(ゲールタハト)の一つだそうだ。更に船乗りが着、濡れに強いアラン織りもこの辺りが発祥地。アラン織りは各家庭特有の模様を持っており。遭難したときにも、顔などで見分けがつかなくても、セーターで分かるという。何と無く切なさを感じる島だった。

(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:透明水彩(HOLBEIN)))


愛蘭土旅行シリーズ その22 ゴールウェイ郊外で見かけた古民家風レストラン

2017-01-08 08:03:10 | 水彩画

 ゴールウェイからアラン諸島イニシュモア島に向かう途中、フェリーの時間調整のため(?)立ち寄ったレストラン。建物はアイルランド固有で、アイルランドの西海岸で時々見られた形式。屋根が藁葺きならぬ葦(よし)で構成。この建物の周りの草原は所謂ピートが埋まっており黒ずんでいた。住民はピートを掘り出し乾燥させて燃料として利用してるとのこと。次の日訪れたガソリンスタンドの売店では、袋詰めのピートが販売されていた。ピートと言えば、ウイスキーを作るときに使われていると思っていたが、燃料としても使われていることを初めて知った。
(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:透明水彩(HOLBEIN)))

 


愛蘭土旅行シリーズ その21 ゴールウェイ郊外の住宅

2017-01-03 07:53:51 | 水彩画

 アイルランド・ゴールウェイからアラン諸島イニシュモア島に渡るロッサヴィール港への途中見えた民家。この辺りは、海岸の傍だが、石灰岩の白い岩があっちこっち散乱した荒地。
 この国の民家は派手さはないが、新しい建物が多い。ここ数年EU参加により、産業政策が功をそうし一人当たりの国民所得がイギリスを追い越すほどの好景気の表れか。これが、虐げられてきたイギリスへの怨念が薄れた一因か。

(画用紙:HOLBAINクレスター水彩紙F4(332×242mm2)、絵具:透明水彩(HOLBEIN)))