大船・高崎の観音像と併せて関東の三大観音の一つとして知られている「護国観音」のある寺(といっても、訪問時には気が付かず、後で案内書を読んで知り、慌てて撮った写真を見ると写っていたというお粗末)。
参道から境内を望む
観音堂。以前のものは、秩父鉄道の蒸気機関車の煤煙による火災で焼失したそうな。この御堂の上の丘、木立の上に護国観音があったようだ。
(続く)
大船・高崎の観音像と併せて関東の三大観音の一つとして知られている「護国観音」のある寺(といっても、訪問時には気が付かず、後で案内書を読んで知り、慌てて撮った写真を見ると写っていたというお粗末)。
参道から境内を望む
観音堂。以前のものは、秩父鉄道の蒸気機関車の煤煙による火災で焼失したそうな。この御堂の上の丘、木立の上に護国観音があったようだ。
(続く)
28番札所橋立堂から27番札所大淵寺に向かう途中見かけた建物二棟。
最初は、浦山ダムを造った見返りの施設だろうか、秩父浦山民族資料館の立派な建物。館というからには一般公開しているのだろうがひっそりとしていた。展示物を見たい気もしたが先を急いだ。
次は秩父鉄道の線路を渡ってすぐに見つけた長屋門。見た感じは比較的新しいたてもの。形式だけは昔の長屋門。何に使っているのか。 (続く)
29番長泉院を出て少し下ると、右手に大きなダム。浦山ダム。浦山川にかかる諸上橋を渡ると、紅葉のきれいな場所が左手河岸に見えた。
諸上橋から川沿い、林間道を30分ほど歩くと28番橋立堂に辿りつく。お堂は巨大な今にも崩れそうな切り立った白い岸壁を背に立っていた。ここの観音様は彩色された馬頭観音。さらに、すぐ裏に鍾乳洞があるの、観光客の姿も見られ、手打ち蕎麦屋だのコーヒーショップ、民芸品などの土産屋もあり、小さな行楽地。
(続く)
秩父鉄道白久駅から武州中川駅までは電車で移動。東京・神奈川では、駅名に旧国名を冠するときには、武蔵中原駅、武蔵境駅等だが、秩父鉄道では武州中川駅、武州日野駅。その他調べると、埼玉県内でも西武線は”武蔵”、東武線は”武州”とつけているようだ。面白い。
武州中川駅から30分歩いて29番札所長泉院へ。よく手入れされた庭や竹林の寺。本堂には葛飾北斎奉納の「桜花の図」が掛かっていた。近くから見れなかったがもう少し保存状態を良くしないと傷むのが心配。
(続く)
秩父も四回目。今回は26番から30番の巡礼。最初に遠くに行くほうが何となく良いような気がしたので、30番からまわる事にした。秩父鉄道終点の三峰口駅手前の白久駅で下車。この駅も駅員さんは一人。駅構内には熊に注意の看板。この辺りまで来ると熊に遭遇する危険性があるようだ。鈴でも準備しておけば良かったかな。
駅から歩くこと20分弱で法雲寺に到着。観音堂のガラスケースに、「楊貴妃の鏡」や「天狗の爪」、「龍の骨」などが埃を被って展示。さてさて、真実は如何。一人でハイキングに来た人が道を間違えたらしく境内をウロウロしていた。
谷あいの山裾の寺で、陽のあたる時間も限られているのだろうか、本堂の玄関には、寺の家族の布団と思われるものが干されていた。色んなことが混在する寺。
(続く)