遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

坂東33観音霊場巡り 筑波山神社の神橋

2018-06-10 09:51:04 | 水彩画

 第25番大御堂は筑波山頂に向かうケーブルカー乗り場の傍にあるのだが、この時、全面改築中とのことで本堂などは無く、全貌は全くつかめない。御本尊も京都の方に出かけているとのこと。煙草に煩い管理人のいる仮建屋での参詣のあと、廃仏毀釈前までは同じ組織だった、傍の筑波山神社に参詣。ここも一度来てみたかったところのひとつ。絵は、筑波山神社の神橋。


 昼食会場の近くのホテルからは関東平野が一望でき、好天に恵まれ、富士山、丹沢山系、新宿高層ビル群、スカイツリー更には浅間山(?)等を見ることが出来た。


坂東33観音霊場巡り 第24番雨引山楽法寺

2018-06-07 09:12:56 | 水彩画

 2018年5月20日 久し振りに坂東観音霊場巡りに出かけた。未だ参詣していなのは茨木県内の六ケ所。何処も公共交通機関利用で参詣するには不便なところばかり。そこで、今回は、旅行会社主催のバスの旅に参加して筑波山周りの三ケ所を巡った。バス旅行での参加者は全員が信心深い人ばかりで、車内での全員読経、参詣先での般若心経の読経を、添乗員とは別に参加している「先達」と呼ばれる人の音頭で行うという、自分のような興味本位で参詣する人間には少々居心地の悪い旅だった。が、これにめげずに自分流の参詣を楽しんだ。
 第24番雨引山楽法寺は、茨木県桜川市の小高い山の中腹に建立された安産祈願の寺で、参詣者も比較的多かった。この寺には、季節夫々の花と、住職の趣味と言われている孔雀や鶏が園内で見ることが出来た。観音堂には左甚五郎の相弟子円哲作の浮彫が見事。絵は境内で目を引いた多宝塔。
(画用紙:MarumanSketchBook S131 287x202mm、ペンテル筆ペン、絵具:WINSOR&NEWTON固形絵具と水筆ペンで着色)


高野山金剛三昧院の国宝多宝塔

2018-06-04 18:07:32 | 水彩画

 2018年4月10日早朝、宿泊の宿坊「西門院」近くの金剛三昧院まで散歩。丁度朝のお勤めの時間らしく沢山の僧侶と僅かな参詣者が本堂に集まり始めるところだった。案内板によれば、この多宝塔は国宝で大津の石山寺の多宝塔に次いで古いとのこと。7年前石山寺に行ったときには多宝塔は工事中で、工事の階段から一部しか見ることは出来なかったことを思い出した。
(画用紙:MarumanSketchBook S131 287x202mm、ペンテル筆ペン、絵具:WINSOR&NEWTON固形絵具と水筆ペンで着色)