遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

中欧・ポーランド旅行から(その2) ブダペスト郊外の住宅

2013-07-29 10:17:20 | 水彩画
 ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港から市内に向かう途中見かけた家屋。蛇足ながら、ハンガリーでは、人の姓名は日本同様、姓・名の順記述されるのでリストの名を冠した空港もこのようになる。従って、ドイツ語では、フェレンツ・リスト国際空港となる。
 旧共産圏ということで、住宅が他の西ヨーロッパとの違いはと興味があったが、違いは余り見出せなかった。共同住宅が中心と想像していたが、この辺りの家屋は、比較的大きめの一戸建ての建物が多いように思えた。ここでも、国の豊かさと、個人の豊かさは違うようだ。
(286X201mm、筆ペンと水筆ペン・固形水彩絵の具)





 (続く)

中欧・ポーランド旅行から(その1) ポーランド・ブラツワフのホテルの窓から

2013-07-27 18:08:16 | 水彩画
 2013/7/9から18まで、団体旅行で中欧(ハンガリー・スロバキア・オーストリア・チェコ・ドイツ)そしてポーランドを駆け足で旅した。忙しい旅行でホテルでは寝るだけで途中でもスケッチをする時間的余裕は無かったが、偶々、ポーランド・ブラツワフのホテルで少し時間と心の余裕が有ったので、ホテルの窓から見えた建物を即興でスケッチしたもの。森の向こうに、少しくたびれた煙突とアパートを描いた。時間が短くて彩色できなかったが、雰囲気は出せたと思っている。(170X118mm、濃色と薄色の筆ペン)
 


 オーストリア・ドイツは以前訪れたことがあるが、その他は初めて訪れる旧共産圏の国で違いを探しながらの旅だった。これから、沢山撮ってきた写真を元に絵に描いてみようと思っている。

(続く)

坂東33ヵ所巡り (その2) 弘明寺・円福寺・観世音寺

2013-07-20 10:48:33 | 水彩画
(170X118 水筆ペンと固形絵の具)
 旅行には、絵を描く道具をもって行くことにしている。本来なら、名所旧跡でスケッチをしたいところとだが、団体旅行では忙しくて時間が取れない。しかし、ホテルの滞在中や飛行機での移動中には、時間を持て余すことが多いので、適当な写真などを持参して、それを元に絵を描いている。今回の「中欧(ハンガリーからポーランドまで六ヶ国)旅行では、坂東33ヵ所の画材をもって行き、ホテルや飛行機の中で描いた。

<14番札所 横浜:弘明寺(訪問は、2012/7/19)>


<27番札所 銚子:円福寺(訪問は、2009/4/12
  http://www10.plala.or.jp/yuematsu/5jisya/44ennpukuji.html>

<23番札所 笠間:観世音寺(訪問は、2010/1/9 
  http://68449813.at.webry.info/201010/article_3.html>


(続く)

坂東33ヵ所巡り (その1)五番札所 小田原勝福寺

2013-07-03 11:02:29 | 水彩画
 坂東33ヵ所観音霊場は、関東平野一円に広く分布している。一挙に回ることは難しいので、機会を捕らえては、参詣してきている。現在、33ヵ所中13ヶ所参詣した。今後、機会を作って全てを回ろうと思っている。
 画材として、訪れた坂東観音の寺を選んで描きはじめた。今回は、第5番札所小田原勝福寺。訪れたのは、2009年3月31日で、小田原紹太寺の枝垂桜を見に行った帰りによったもの
(訪問記は、
 http://www10.plala.or.jp/yuematsu/5jisya/37syoufukuji.html)。

 画用紙は256x182mmで、筆ペンで輪郭をとり固形絵の具と筆ペンを利用。ロットペンよりも太い筆ペンの方が滲むことも無く自分にはあっているようなので、透明水彩で描くときには、今はこの組み合わせを使っている。鉛筆であたりを取るのに一番時間が掛かるが、正味30分程度で描き上げている。これを半分以下の時間で済ませるのが今の目標。

<山門>


<観音堂>


(続く)