遊民翁の”散策と絵”

”旅や散策”と”撮った写真をもとに描いた風景画”の紹介。

モンブランへの入口のケーブル駅(シャモニー・仏)(淡彩画)

2013-02-23 13:18:14 | 水彩画

 昨年6月に訪れた、西ヨーロッパ最高峰モンブランへ導くケーブルカーの地上駅。途中駅で一度乗り換えると3842mまでいっきに登れる。展望台は富士山より高い位置にある。私の生涯で登る最高の高さだろう。4000m近い岩場にトンネルなどを組み合わせた展望台は、環境の観点から考えられない施設だが観光には絶好。
 久し振りに描いた淡彩画。色付けを始めて又気がついたが淡彩の場合、鉛筆等の下書きでその後の出来が決る。その意味では、今回の下書きは不十分だった。

野鳥 セキレイとサギ(逆光の中)

2013-02-19 15:09:46 | 水彩画
 どう見ても白黒の世界なので墨で描いてみた。セキレイは良いとして、飛んでいるサギを写真に撮ると、日の出前の薄明かりなので黒一色。サギは飛ぶとき行儀良く(?)、両足をキチット、後方に真直ぐ伸ばして飛んでる。特徴だけを描くには白黒も良いもんだと一人合点。

野鳥 モズとアオサギ(水彩毛筆)

2013-02-11 18:54:27 | 水彩画
 手軽に色付けが出来そうなので「あかしや水彩毛筆」を使い始めた。今回は、枝に留まっているモズと、周りの枯れススキを映した水面に佇むアオサギを描いた。水彩毛筆は手軽だが、混色して現実に近い色を出すのが難しい。一工夫必要。


目黒散策ー2(5分間スケッチ+水彩毛筆)

2013-02-03 15:14:56 | 水彩画
 大円寺には何故か多数の仏像が有った。江戸郊外目黒地区のを集めたのだろうか。今回の散策ではじめ知ったのは、比翼塚。好きあって死んだ男女や、仲のよかった夫婦(めおと)を合葬した墓あるいは記念碑のとのこと。江戸時代の人は、人の情けや恋心を愛でるようだ。目黒地蔵の前には、歌舞伎の白井権八のモデルとなった、殺人犯平井権八と恋人小紫を偲ぶ比翼塚があった。比翼塚は、全国に見られるらしい。今後注意して探し見よう。


 目黒不動は江戸の水源の一つだったらしいのだが、独鈷の滝として残っている。傍では、若い女の人が、水掛け不動に柄杓で一生懸命水を掛けていた。何処の神社仏閣を訪れても目につくのは勿論お年寄りが多いのだが、若い男女も見かけることが多い。悩みが多い時代のなのだろう。
 下目黒近くの正覚寺では、お寺なのに山門に御幣が飾られていた。御幣は神道だと思っていたのだが。


 この散策で廃業したのか銭湯の建物が目についた。そういえば長者丸の県人寮では風呂が壊れていたが周囲は高級住宅街のため銭湯が無く大分遠くまで歩いて行ったのを思い出した。大体は、恵比寿のビール工場(今は恵比寿ガーデンプレース)の先に行っていたが、一度か二度は目黒の坂を下ったような気もする。まさかその時、使った銭湯では無いとは思うが、つい最近までは営業していたようだ。東京に残る昭和の一こまで懐かしい。

ベランダに来るようになったジョウビタキ(水彩筆)

2013-02-02 15:28:49 | 水彩画
 ベランダにパン屑を置いて餌付けをしたら来るようになったジョウビタキ。ネットで水彩筆20本セット入手。しかし、ジョウビタキの色は再現できず。色を合わせるのが難しい。