前回に引き続きハフプト修道院を裏側から見たところ。山間部にある修道院で庭からの眺望は壮大。
コーカサス旅行最後の訪問国で世界最初のキリスト教国であるアルメニア。アゼルバイジャン・ジョージアとの国境近の山間にある世界遺産のハフプト修道院。創建は10世紀。観光地としては未整備で、お土産屋に並ぶ品も手作りのようなものが露店で売られていた。
六世紀創建の聖堂で、昔はジョージア正教の総本山だったとのこと。総本山は現在は対岸の丘の上のツミンダ・サメバ大聖堂に移動。戦乱により何度も破壊され、今の建物は13世紀のもの。
ジョージアの首都トビリシ旧市街を見下ろす丘の中腹に建っているナリカラ要塞を、メテヒ教会の庭から見た。4世紀ペルシャ時代に創建されたものをアラブ、ジョージア、モンゴル、トルコなどのその時々の支配者により拡張されてきたという。
ジョージアの首都トビリシ旧市街、ムトゥクヴァリ川左岸の丘の上に建つ5世紀創建の教会。19世紀には監獄として使われ、ゴーリキーもここに幽閉されていたという。教会前(裏?)の庭からトビリシ市街の眺望が素晴らしかった。
ロシア帝国時代この地域を支配するために造らたコーカサス山脈を越えた道路である軍用道路傍にある集落の教会。何軒かのホテルも見られるところから観光業が主産業だろうか。
ジョージアのロシア国境近くの山の上に建つツミンダ・サメバ教会。麓の村から四輪駆動の車で教会までは連れて行ってもらった。以前は悪路だったらしいが今は狭いが快適な舗装道路。教会から夏でも雪の残るコーカサスの最高峰(?)カズベク山が見えるらしいのだが、この日は雲に隠れていた。麓の街は19世紀の作家カズベギの故郷で、街の名前にもなっている。
ジョージアの首都トビリシの水源である貯水湖の傍に城壁に囲まれた教会、アナヌリ教会。観光地にしては手入れのされていない坂を下り教会内に入ると中はさっぱりとしたもの。城壁内の通路もゴツゴツした岩が残り歩きにくいがその自然さが良い。
大コーカサス山脈を越えてジョージアとロシアを結ぶ道路をジョージア軍用道路と呼ばれている。19世紀初頭に帝政ロシアが軍事用に作ったものとのこと。その割にはガタガタ道。
山深い所にも集落が見られたが、生活の糧はどうしているのか、冬は大変だろうなという感。
山深い所にも集落が見られたが、生活の糧はどうしているのか、冬は大変だろうなという感。
ジョージアの旧都ムツヘタにあるこの国最古の教会。現在の建物は11世紀のもの。教会内の床には、昔の王国(イベリア)の歴代の王様が埋葬されていたので、その上を歩くのは憚れた。