ヨーロッパ南部、地中海沿岸地方原産の多年草です。
属名のサルウィアは救う、治すという意味があり、ギリシア・ローマ時代から医薬として用いられてきました。日本にも江戸時代後期の書物に記述されていたほど古くから伝わっていたようです。葉の精油はうがい薬として、また胃腸炎に内服します。
昔からヨーロッパでは家畜の肉を貯蔵するさい、防腐や香り付けにタイムやセージなどのハーブを使いましたし、現在でもハム、ソーセージなどに使われています。
家庭では肉料理や煮込み料理に使われます。
ポプリや入浴剤にも使います。
キッチンハーブとして合う食材
豚肉、ラム肉、鶏肉、たまねぎ、パン、赤ワイン、食肉加工品